研修医からのメッセージ

ジュニアレジデント2年/順天堂大学出身
大江 裕哉 先生

全国から集まった同期と過ごすことで医療に関するさまざまな考え方を共有できるように

 呼吸器内科を志望していますが、その教育体制が整った病院は多くないことから、まず研修先の候補になりました。また地域医療についてもしっかり学ぶ必要があると感じたことで、その分野で実績のある自治医科大学を選びました。
 実際に呼吸器内科を経験してみると、呼吸器外科との連携など多くのことを学ぶことができました。新型コロナウイルスの影響もあり非常に忙しかったのですが、その分経験を深めることもできたと思います。ローテートもある程度希望が通り、現在は小児科に所属しています。
 現在は寮で暮らしていますが、全国から集まった同期と共に過ごすことで、さまざまな考え方を共有できるようになりました。病院へのアクセスもよく、平日はほとんど病院外へ出ることもありません。むしろ気分転換のため、外へ散歩に出かけることも。ここには医療に集中できる環境が整っていると思います。

ジュニアレジデント2年/大分大学出身
安部 加那子 先生

セミナーに参加して感じた教育体制の充実度
自分のペースで医療を学べる環境がある

地元の大学で学んだため、新しい環境で研修をしたいという想いがありました。大学 在学中に自治医科大学主催のセミナーに参加したことがあったのですが、先生方 の指導も丁寧で、教育体制もしっかりしているという印象を持ち、研修先に選びました。 現在は消化器外科に所属。術前術後の管理やオペの見学など、多くのことを学べています。また患者さんのところへ行き、気持ちに寄り添うといった経験も。さらに手技についてもエコーや手術のシミュレーターを用いて、指導を受けることができます。先生方は優しく丁寧に教えてくださり、とても勉強になります。1年目の4月から当直がある病院もありますが、ここではある程度業務になれた頃から始まる点もありがたかったです。忙しいときもありますが、ここでは各診療科を回りながら、自分のペースで医療を学んでいける環境が整っています。

ジュニアレジデント1年/鳥取大学出身
中山 洋介先生

研修医の育成に関して、経験豊かな先生方
彼らを目標に、相談しやすい医師を目指したい

 医師として社会に貢献したい。できれば精神科の医師として患者さんの悩みに向き合いたいと思い、精神科のある大学病院を志望。兄が自治医科大学出身ということもあり以前から病院見学には訪れていたのですが、精神科の雰囲気がとてもよく、上の先生方も優しい方ばかりで、ここで働きたいと考えたのです。
 現在はアレルギー・リウマチ科に所属しています。慢性の患者さんが多く様態が急に悪化するということもないので、じっくり患者さんと向き合うことができています。この診療科で求められるスキルと同時に、医療人としての基礎的な知識や技術も落ち着いて学べているという実感があります。先生方も研修医の指導に慣れているのか、何かと気にかけてくださるし、学会で留守にされる際も「困ったときは○○先生に聞いてみて」と、他の先生にもつないでくれます。私もそんな先生方を見習って、診察の際に患者さんが相談しやすい医師になりたいですね。

ジュニアレジデン1年/杏林大学出身
高 真里那先生

病院内に住まいも用意された恵まれた環境
ここで医療の基礎をじっくりと学びたい

 栃木県出身ということもあり、栃木県か都内の大学病院を中心に研修病院を探していました。そのなかで自治医科大学は豊富な症例数や研修体制の充実、また全国から集まった同期と切磋琢磨することで視野を広げることができると思い志望しました。
 現在は皮膚科に所属。まだカルテ作成など基本業務に戸惑うこともありますが、先生方に丁寧に指導していただけるので、安心して研修に臨めています。色々な手技を間近で見て学び、時には縫合等をやらせてもらう機会もいただいています。
 現在は病院内のレジデントハウスで暮らしています。病院に近いうえ設備が整っており、研修に集中できる理想的な環境だと感じています。
 医学を学んだといっても、日々の医療現場ではそこに収まらない、さまざまな患者さんと接しています。一人ひとりに合った治療法を決められる医師が、私の目標です。