自治医科大学 精神医学講座

English

文字サイズ変更

主要論文

トップページ > 研究業績 > 主要論文 > 2016年

2016年

原著論文


  1. Endo, M., Sairenchi, T., Kojimahara, N., Haruyama, Y., Sato, Y., Kato, R., Yamaguchi, N.: Sickness absence and return to work among Japanese stroke survivors: a 365-day cohort study. B.M.J. Open, 6:e009682, 2016.
  2. Haruyama, Y., Yamazaki, T., Endo, M., Kato, R., Nagao, M.. Umesawa, M., Sairenchi, T., Kobashi, G.: Personal status of general health checkups and medical expenditure: A large-scale community-based retrospective cohort study. J. Epidemiol., 27: 209-214, 2016.
  3. Kitanaka, J.: Depression as a problem of labor: Japanese debates about work, stress, and a new therapeutic ethos. In: Wakefield, J., Demazeux, S.(eds.): Sadness or Depression?: International Perspectives on the Depression Epidemic and Its Meaning. Springer, New York, p.55-67, 2016.
  4. Nishida, M., Nakashima, Y., Nishikawa, T.: Slow sleep spindle and procedural memory consolidation in patients with major depressive disorder. Nat. Sci. Sleep, 8: 63-72, 2016.
  5. Nishida M, Kikuchi S, Matsumoto K, Yamauchi Y, Saito H, Suda S. Sleep complaints are associated with reduced left prefrontal activation during a verbal fluency task in patients with major depression: A multi-channel near-infrared spectroscopy study. J Affect Disord. 2016;207:102-109.
  6. Nishida M, Kikuchi S, Nisijima K, Suda S. Actigraphy in Patients With Major Depressive Disorder Undergoing Repetitive Transcranial Magnetic Stimulation: An Open Label Pilot Study. J ECT. 2016 [Epub ahead of print
  7. Noguchi, M., Tachimori, H., Naganuma, Y., Zhao, X., Kono, T., Horii, S., Takeshima. T.: Families’ opinions about caring for patients with psychiatric disorders after involuntary hospitalization in Japan. Int. J. Soc. Psychiatry, 62: 167-175, 2016.
  8. Yoshiike, T., Nishida, M., Yagishita, K., Nariai, T., Ishii, K., Nishikawa, T.: Altered sleep spindle in delayed encephalopathy after acute carbon monoxide poisoning. J. Clin. Sleep Med., 12: 913-915, 2016.
  9. 阿部隆明:児童思春期の気分障害.精神科 28:264-268,2016
  10. 阿部隆明:成人期に診断されたASD者とその後(男性事例).精神医学 58:391-398,2016
  11. 阿部隆明:精神病理学的にみた今日の双極性を有するうつ病.臨床精神薬理 19:1557-1564,2016
  12. 稲川優多,井上弘寿,齋藤慎之介,小林聡幸,須田史朗:緊張病(カタトニア)を呈した「神経症」の一例.東京精医会誌 31:10-14,2016.
  13. 加藤 敏:ウィトゲンシュタインにおける哲学的思索と宗教的思索の同時並行的な発展.病跡誌 92:40-62,2016.
  14. 加藤 敏:多剤併用の是正をしつつ良好な寛解が達成された遷延うつ病症例.精神科臨床サービス 16:272-282,2016.
  15. 加藤 敏:統合失調症の診断─言語の病理と感情の病理.精神科診断学 9:14-22,2016.
  16. 北中淳子:精神医学による主体化―精神療法とバイオロジーの人類学.鈴木晃仁,北中淳子編:精神医学の哲学2─精神医学の歴史と人類学.東京大学出版会,東京, p.161-193,2016.
  17. 北中淳子:語りに基づく科学 当事者/科学者の誕生.現代思想44(9):184-213,2016.
  18. 小林聡幸:スターリニズムを生き延びる─ドミトリイ・ショスタコーヴィチの生存戦略と健康生成.病跡誌 92:11-39,2016.
  19. 小林聡幸:ノルベルト・ブルクミュラー─ロマン主義とヒステリー.栃木精神医学 36:7-19,2016.
  20. 小林聡幸:混合性認知症の語新作ジャルゴンにfluvoxamineが著効した1例.栃木精神医学 36:31-38,2016.
  21. 松本卓也:Lacan, J.の精神病論.精神科治療学 31:797-801,2016.
  22. 西依 康:宮古島《オトーリ》神話からアルコール依存症へ─飲酒を巡るあるEthnopsychothérapieの試み.こころと文化 15:21-29,2016.
  23. 岡田剛史, 小林聡幸, 水田耕一, 安田 学, 須田史朗, 加藤 敏:レシピエントの経過がドナーのquality of lifeに与える影響─小児生体肝移植ドナーに対するShort Form-36の調査結果から.総病精医 28:35-41,2016.
  24. 岡田剛史, 塩田勝利, 小林聡幸, 西多昌規, 須田史朗, 加藤 敏:総合病院精神科入院患者における院内肺炎の検討─特徴と重症化因子についての予備的研究.精神経誌 118:570-583,2016.
  25. 大塚公一郎:病いのレジリアンスの経験から文化を考える.こころと文化15:6-12,2016.
  26. 齋藤陽道, 小林聡幸, 岡崎 翼, 羅田 享, 安田 学, 清水加奈子, 牧口暁子, 岡田剛史, 小林祐介, 阿部隆明, 加藤 敏, 須田史朗:自治医科大学附属病院精神科における生体肝移植の関わりについて. 栃木精神医学 36:25-30, 2016
  27. 齋藤慎之介:吉行淳之介の憂鬱―うつ病による創造と喪失について. 病跡誌 91:7-19, 2016.
  28. 齋藤慎之介:赤線地帯の愛そして夢―吉行淳之介が描こうとしたもの. 病跡誌 91:46-56, 2016.
  29. 清水加奈子,安田 学,小林聡幸,加藤 敏:喪の作業不全を抱える患者に対して精神科臨床はなにができるか 日社精医誌 25:106-113, 2016.
  30. 清水加奈子,小林聡幸:身体症状として表現された自殺者遺族の複雑性悲嘆─「仮面複雑性悲嘆」の治療について.臨床精神医学 45:349-356, 2016.
  31. 清水加奈子:希死念慮を訴える患者に接する時.死の臨床 39:174-179, 2016.
  32. 菅原一晃,海野まみ,大塚公一郎,大澤卓郎,松本健二,齋藤暢是,小林聡幸,加藤 敏:自治医科大学附属病院精神科における生体腎移植医療の関わりについて.栃木精神医学 36:25-30,2016.
  33. 菅原一晃,井上弘寿,井上かな,小林聡幸,加藤 敏:大うつ病性障害入院例に対するclomipramine点滴の効果について─自治医科大学附属病院2003年~2012年調査.栃木精神医学 36:39-43, 2016.
  34. 菅原一晃,井上弘寿,井上かな,小林聡幸,加藤 敏:大うつ病性障害入院例に対するclomipramine点滴の効果について─自治医科大学附属病院2003年~2012年調査.栃木精神医学 36:39-43, 2016.
  35. 安来大輔,佐々木雅明,成島建二,加藤 敏:昏迷と緊張病 再考.精神科治療学 31:519-527,2016.


著書・総説


  1. 阿部隆明:うつ状態の鑑別診断.神庭重信編:うつ病の臨床:現代の病理と最新の治療.最新医学社,東京,p.23-26, 2016.
  2. 阿部隆明:【他科への手紙】子どもの心の診療科→小児科.日本医事新報 4817:53, 2016.
  3. 阿部隆明:統合失調感情障害.樋口輝彦,市川宏伸ほか編:今日の精神疾患治療指針 第2版,医学書院,東京,p.76-78,2016.
  4. 樋口輝彦,内海 健,黒木俊秀,北中淳子,神庭重信:うつ病とは何か?どう対処すればいいのか? 神庭重信編:うつ病の臨床:現代の病理と最新の治療.中山書店,東京,p.213-229,2016.
  5. 井上弘寿:パーソナリティ障害.下山晴彦,中嶋義文:公認心理師必携 精神医療・臨床心理の知識と技法.医学書院, 東京, p.108-111, 2016.
  6. 井上弘寿,加藤 敏:パーソナリティ障害の概念.樋口輝彦,市川宏伸ほか編:今日の精神疾患治療指針 第2版.医学書院, 東京, p.218-222, 2016.
  7. 加藤 敏:認知理論と精神力動論のはざまで.臨床精神病理 37:149-151,2016.
  8. 加藤 敏,神庭重信,中谷陽二,武田雅俊,鹿島晴雄,狩野力八郎,市川宏伸(編):縮刷版 現代精神医学事典.弘文堂,東京,2016.
  9. 加藤 敏:医師−患者関係の中でのEBMとNBM.永井良三監修,自治医大総合教育編:医と知の航海.西村書店,東京,p.324-345,2016.
  10. 加藤 敏:うつ病.精神保健医療福祉白書編集委員会編:精神保健医療福祉白書2017 地域社会での共生に向けて.中央法規,東京,p.168,2016.
  11. 北田志郎,川越正平:GP‐精神科医‐多職種訪問チームモデル─在宅医療専門医のレシピ.井階友貴編:もっと踏み込む認知症ケア.Gノート 3(増刊):1144‐46,2016.
  12. 北中淳子:グローバル・メンタル・ヘルスの時代? こころと文化 15:128-130, 2016.
  13. 北中淳子:「自己への配慮」としてのスクリーニング─先制医療の人類学.高木俊介,神山昭男編:外来精神科診療シリーズ─メンタルヘルスでの主要な精神疾患への対応[3]統合失調症,気分障害.中山書店,東京,p.347-350, 2016.
  14. 小林聡幸(訳と解説):世界の医学誌から─高齢者治療抵抗性うつ病アルピプラゾール増強治療で改善.MMJ 12:192-193,2016.
  15. 小林聡幸:統合失調感情障害.精神科治療学31増刊号「統合失調症のベストプラクティス」:393-396,2016.
  16. 黒鳥偉作,加藤 敏:東日本大震災における死者の鎮魂を考えるースピリチュアリティ(霊性)の見地から.現代思想 44(8)「imago,<こころ>は復興したのか」:152-159,2016.
  17. 松本卓也:水平方向の精神病理学に向けて.atプラス 30:32-51,2016.
  18. 松本卓也:談話欲のゼロ度―「器官なき身体」に抗するラカン.早稲田文学 1022:168-172,2016.
  19. 松本卓也:ダリと精神分析.美術手帖 1043:86-90,2016.
  20. 西多昌規:睡眠評価からみたうつ病の診断. Depression Strategy 6: 9 -12,2016.
  21. 西多昌規:精神疾患治療におけるドーピング禁止物質. 臨床スポーツ医学 33:174-180, 2016.
  22. 西多昌規:快眠指導のコツ. 精神療法 41:840-846, 2016.
  23. 西多昌規:スポーツと生体リズム,睡眠.自動車技術 70(10):28-33, 2016.
  24. 西多昌規:自分の異常性に気づかない人たち─病識と否認の心理. 草思社 東京,2016.
  25. 西依 康,加藤 敏:うつ病という診断について考える―器質因・内因・心因.樋口輝彦(監修):認知症などの器質性疾患の前触れとしてのうつ病・うつ状態.医薬ジャーナル社,大阪,pp.12-19,2016.
  26. 野口正行:市町村・保健所との重層的支援をめざすアウトリーチ推進事業.公衆衛生情報 46:18-19,2016.
  27. 野口正行:自治体保健行政の役割.精神科治療学31増刊号「統合失調症のベストプラクティス」:331-334,2016.
  28. 野口正行:アウトリーチ支援の実践による精神保健医療福祉改革.公衆衛生 80:819-824, 2016.
  29. 岡田剛史:臓器提供後に生体臓器ドナーに生じる精神・心理学的問題.総病精医 28:340-344,2016.
  30. 大塚公一郎,加藤 敏:レジリアンスの概念.樋口輝彦,市川宏伸ほか編:今日の精神疾患治療指針 第2版,医学書院,東京,991-992,2016.
  31. 清水加奈子,加藤 敏:持続性複雑死別障害.臨床精神医学,45:285-290,2016.
  32. 鈴木晃仁,北中淳子:総論─精神医学の歴史と人類学.鈴木晃仁,北中淳子編:精神医学の哲学2─精神医学の歴史と人類学.東京大学出版会,東京,p.5-27,2016.
  33. Kitada, S.:Delirium.In: Textbook of Home Care Medicine Editorial Board(Eds):Textbook of Home Care Medicine.The Yuumi Memorial Foundation for Home Health Care, Tokyo, p.127-29, 2016.(北田志郎:せん妄.在宅医療テキスト編集委員会編:在宅医療テキスト.公益財団法人在宅医療助成勇美記念財団,東京,p.90-91,2015.の英訳)
  34. Kitada, S.:Complementary and Alternative Medicine(CAM).In: Textbook of Home Care Medicine Editorial Board(Eds):Textbook of Home Care Medicine.The Yuumi Memorial Foundation for Home Health Care, Tokyo,p.161-63,2016.(北田志郎:補完代替医療(CAM).在宅医療テキスト編集委員会編:在宅医療テキスト.公益財団法人在宅医療助成勇美記念財団,東京,p.114-15,2015.の英訳)
  35. Kitada, S.:Home Medical Care of Mental Disorders.In: Textbook of Home Care Medicine Editorial Board(Eds):Textbook of Home Care Medicine.The Yuumi Memorial Foundation for Home Health Care, Tokyo, p.198-202, 2016.(北田志郎:精神疾患の在宅医療.在宅医療テキスト編集委員会編:在宅医療テキスト.公益財団法人在宅医療助成勇美記念財団,東京,p.142-45,2015.の英訳)


ページのトップへ