胆道・膵臓グループgroup

胆道・膵臓グループについて

我々胆道・膵臓グループは、菅野准教授をグループリーダーとして、胆管、胆嚢、膵臓疾患の診断と治療を行っています。当施設の特徴は、胆膵領域の悪性疾患のみならず、急性膵炎、慢性膵炎、自己免疫性膵炎、胆管結石などの良性疾患も幅広く診療していることにあります。

内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)関連手技では、内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)や内視鏡的バルーン拡張術(EPBD)による胆管結石除去術や、胆道ステント留置術を行っております。また、肝門部領域胆管癌の術前進展度診断や胆道ドレナージにも従事しております。術後再建腸管症例に対するダブルバルーン内視鏡を用いたERCPも周辺の病院から多くの症例をご紹介頂き、日々治療を行っております。

超音波内視鏡(EUS)に関して、ラジアル式EUSによる画像診断のみならず、コンベックス式EUSを用いたEUS-FNAによる病理組織学的診断によって多くの症例を診断しております。Interventional EUSによる治療例も増加傾向にあり、ERCPによる胆道ドレナージ困難例に対して、EUS-HGSなども積極的に行っております。胆膵疾患に対する内視鏡症例も年々増加傾向にあり、2022年におけるERCP関連手技は約850例、EUSは約1050件、に達しました。多くの症例を基に、当施設における臨床研究のみならず、多施設共同研究にも多く参加しております。

胆道・膵臓グループに興味のある方は jichi-suizo@jichi.ac.jp 菅野まで、お気軽にメールでお問い合わせ下さい。

胆道・膵臓グループの診療・治療例

胆道・膵臓領域の内視鏡処置

患者のみなさまへ