自治医科大学 循環器内科学部門

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虚血性心疾患


虚血性心疾患・心臓弁膜症カテーテル治療

当科では「目の前の一症例に全力を尽くす」という理念のもと、虚血性心疾患および心臓弁膜症に対する高度なカテーテル治療を提供しています。冠動脈疾患に対する低侵襲PCI、Physiology-guided PCI、複雑病変へのデバイス活用に加え、急性期対応力と慢性期管理の両立を追及しています。
弁膜症領域ではTAVIの症例数が累計271例に271例に達し、2024年には年間50例を超え、TAVI専門医施設を目指します。新たにMitra Clip治療の導入も進め、今後より広範な構造的心疾患への対応体制を整えていきます。
研究・教育面でも活発な活動を展開しており、炎症・石灰化バイオマーカーや冠動脈イメージングに関する臨床研究、地域多施設共同レジストリーへの参画などを通じてエビデンス創出に貢献しています。さらに、PCI認定医育成にも注力しています。

臨床アクティビティ 2024年度~2025年度

● 冠動脈カテーテルインターベンション(PCI)
  ・細径カテーテルによる低侵襲な撓骨動脈アプローチ
  ・積極的な冠動脈内イメージングの活用 
  ・Physiology Guided PCIの標準化
  ・ロータブレータ、Diamondbackならびにエキシマレーザーによる高度石灰化病変治療
●末梢血管インターベンション
 ・下肢閉塞性動脈硬化症に対するカテーテル治療(EVT)
 ・腎血管高血圧症に対する腎動脈ステント留置術(PTRA)
●構造的心疾患に対するカテーテル治療
 ・経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)
 ・僧帽弁閉鎖不全症に対するMitraClip
●補助循環装置の導入症例対応  ・IMPELLA、PCPSなどのポンプカテーテル管理


PCI, TAVI共にNCD(National ClinicalDatabase)への全例登録、IMPELLAについてはJ-PVADへの全例登録を行っています。

今後の目標

① 急性冠症候群に対するdoor-to-balloon時間90分以内の達成向上
② Poly-vascular diseaseへの対応として、全身血管の包括的インターベンション体制の確立
③ 高リスク弁膜症に対してハートチームを軸としたTAVIの地域連携と成績向上

研究アクティビティ 2024年度~2025年度

・炎症・石灰化バイオマーカーと冠動脈病変の関連に関する研究
・冠動脈イメージング(OCT・IVUS等)を用いた病態解析
・施設内カテーテルデータベースの構築と臨床研究への展開
・共同研究への参加:
 ①PREMIUM研究(P2Y12単剤療法の有効性)
 ②栃木県レジストリー(ステントレスPCIの評価)


スタッフの動き

・カテーテル専門医、TAVI指導医在籍
・PCI認定医育成プログラムの整備
・症例報告・学会発表支援などによる若手医師の成長支援
・他施設で対応困難な重症例の受け入れによる地域貢献の継続



研究アクティビティ 

研究アクティビティ