PET(ペットと呼び、Positron Emission Tomographyの略称)とは、陽電子放射断層撮像法で陽電子の体内分布を画像化する技術のことです。
がん細胞は正常な細胞に比べて非常に多くのブドウ糖を消費します。PET検査はこの性質を利用しブドウ糖に似た検査薬(FDG)を注射し、その集まり具合を検出して診断します。集まり具合はがん細胞がブドウ糖を取り込む量、つまり活動性に比例するため、PETはがん細胞の機能を反映する検査とも言われています。この検査は、FDGを静脈注射する際の痛みだけで、あとは安静に寝ているだけです。検査から痛みや不快を感じることはありません。
当センターでは放射線医薬品メーカーによるFDGの商用供給を受けて検査を施行します。
当センターでは高感度・高分解能の検出器を備えたPETと、16列マルチスライスCTを融合した東芝社製Aquiduo16を導入しました。短時間で高画質の画像を得ることができ、受診される方への負担も少なくなります。一度のPET-CT検査を行うだけで機能情報(PET画像)と解剖学的な情報(CT画像)が得られ、ガントリ移動方式のため物理的なズレが少なく高精度な融合画像となります。
前処置として、検査前5時間の絶食が必要です。来院し、まずFDGの注射を行い、60分間安静に待機、その後約20分の撮影、撮影終了後30分待機していただきます。当日の所要時間は全体で2時間~3時間です。
現在、下記の疾患の診断目的で健康保険の適用が認められています。
| (適用) | てんかん若しくは虚血性心疾患の診断 悪性腫瘍(早期胃癌を除く。)の病期診断又は転移・再発の診断 |
FDGは脳、心臓、腎・尿管・膀胱などの正常臓器に生理的に集積するため、これらの臓器の病変の評価は困難な場合があります。活動性の炎症や良性腫瘍にも集積する場合があり、病変の良悪性の判断が困難な場合もあります。また一般には1cm以下の病変については集積の程度によっては検出困難です。PET-CTにも診断上の一定の限界が存在することをご理解ください。
月~金曜日 9:00 9:30 14:00 14:30 (※土・日・祝日は除く)
| 保険適用(3割負担)の場合 | 約¥27,000円(PET-CT検査のみ) |
| 保険適用外(自費)の場合 | ¥90,000円(初診料、検査料、消費税込み) |
※ 検査結果(画像等)のご報告はCD-ROMでの提供となります。
| 検査申し込み先 | 放射線部受付( 048-647-2111 内線2610 ) |
| 検査依頼書送信先 | 放射線部受付( FAX番号 : 048-648-5170 ) |
※ 検査結果(画像等)のご報告はCD-ROMでの提供となります。
| PET検査受付電話 | 048-647-2111(内線2352) |
(月~金曜日 13:00~17:00 ※土・日・祝日・年末年始・創立記念日(5/14)は除く)