自治医科大学　精神医学講座

この度、2024年4月より自治医科大学精神科において「睡眠精神外来」を開設いたします。

従来精神科では、不眠を中心に睡眠の問題へ対応して参りました。

一方で近年では、発達障害に合併する過眠症状や、レビー小体病に合併するレム睡眠行動障害など、様々な睡眠の問題に精神科が関与すべき状況が生じております。

当院では、一泊入院での終夜睡眠ポリグラフ検査を導入し、睡眠に関する精査が可能となっております。また、必要時には連携医療機関で日中の眠気についての精査も可能となっております。

以下のような症状でお困りの15歳以上の患者様がいらっしゃいましたら、お問い合わせ・ご紹介を頂けますと幸いです。

・日中過度の眠気がある。

・うたた寝をしてしまう。

・寝言が多い。

・寝ている間に体が動く。

・寝る前に足がむずむずする。

などです。

なお、不眠（眠れない、眠りが浅い、途中で起きてしまう、など）につきましては引き続き通常の精神科外来で対応させていただきます。

何卒宜しくお願い致します。

担当　岡田剛史