自治医科大学 精神医学講座

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多様化する働き方について

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多様化する働き方について

産業医から精神科医へ転向した医師(精神科4年目)

 長年、産業医学を専門にしていましたが2015年に当医局に入局しました。臨床から離れていたため不安を抱えてのスタートでしたが、周囲のサポートもあり精神科医としての修練を積むことができています。

 産業医学においてメンタルヘルスの重要性は増しており、一方、精神医学においても就労者の精神疾患は一つの大きなテーマです。両者が重なる部分は多く、就労者のメンタルヘルス関連で学内外から色々とお声がけいただき、研究・行政関連・産業医学関連など自分の専門性を生かした幅広い業務を行うことができています。また、自分のやりたいことを自由にやらせてくれる風土があるのは当医局の魅力です(今まで外部の仕事であってもだめだと言われたことは一度もありません)。

 今までのキャリアを生かしながら精神科医として修練を積みたい方がいましたら、ぜひ一度、当医局に見学にいらしてください。

消化器外科から精神科へ転科(医師10年目 精神科5年目 2児の父)

精神神経学会のHPに紹介文が掲載されています。リンクはこちら。

女性医師 精神科5年目 医師7年目

 2014年度に入局し、2児の出産を経て、2018年度に精神保健指定医と精神神経学会専門医を取得しました。精神科医を目指す、特に女医の先生の中には、キャリアアップも子育てもしたいけど・・・と、研修先に悩む方も多いのではないでしょうか。実際、仕事と子育ての両立に疲弊し、資格取得を諦めてしまったり、辞めてしまう女医さんは多いです。悲しい現実ですが、妊娠出産や子育ては「医師としてのキャリアの遅れ」と捉えられる傾向にあります。私自身も、第1子出産後、同じように悩んでいました。そんな時、須田先生から、「両立に悩む女性医師のロールモデルになってほしい。そのためのサポートは必ずします」と励ましのお言葉をいただきました。ご指導のお陰で、指定医・専門医取得、学会発表、そして第2子出産も実現できました。私も働いてみて実感したことですが、精神科領域での女性医師の需要は非常に高いです。多様な精神科患者さんたちと接する中で、妊娠出産や子育てを経験したことは、「キャリアの遅れ」よりもむしろ「治療者としての強み」に変わってきています。精神科医としても母としても、応援してもらえる医局だと思います。ぜひ一度、当医局に見学にいらしてみてください。 


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