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小児肝移植


患者様とご家族の皆様へ

自治医科大学では2001年5月より肝移植を開始し、2019年12月までに308例の小児生体肝移植(分割ドミノ肝移植1例含む)と4例の小児脳死肝移植を行ってきました。また、先天性門脈体循環シャント(先天性門脈欠損症含む)11例に対しては、生体肝移植を5例、シャント閉鎖を3例、経過観察を3例に行っております。
肝移植の適応評価に関しては、急性肝不全や代謝性疾患は小児科消化器グループや小児集中治療部と、胆道閉鎖症や肝芽腫は小児外科と密に連携を取りながら診療を進めており、その他の希少疾患(新生児急性肝不全、メチルマロン酸血症、骨髄移植後GVHD、ミオチュブラーミオパチー合併肝紫斑病など)を含めて様々な疾患に対応できる体制が整っております。肝移植の周術期管理においては、移植外科医のみならず、移植コーディネーター、薬剤師、感染制御部、腎臓内科医、精神科医と日々カンファレンスを行っており、専門性の高い診療を行っております。血管・胆管合併症においては経験豊富な放射線科医と消化器内科医(小児に対する小腸鏡下治療は本邦最多の症例数)がおり、迅速かつ適切に治療を行う体制が整っております。
当施設は成人肝移植も行っており、また大学病院附属の子ども医療センターである点においても成人移行期の患者様もシームレス、かつ永続的に管理を行っていくことができます。また生体ドナーに関しては、適応評価、手術、術後管理から永続的な外来管理まで当施設が責任を持って行っています。
移植後の成人移行期の患者様においても様々な問題(服薬アドヒアランス、就職活動、妊娠・出産など)が起こり得ますが、当院は通院患者(約400名)の30%以上が18才を超えてきており、隔年で開催している患者会を通じて交流を深めており、患者同士で悩みを分かち合い、解決できる環境が整っています。

小児肝移植医療は移植手術だけではなく、生涯に渡って診療を続けなければいけません。自治医科大学附属病院はそのような診療ができる数少ない施設であると自負しております。
さらに、長期滞在用の施設(ドナルド・マクドナルド・ハウス とちぎ、構内住宅)や院内学級もありますので、遠方の患者様においても受け入れの体制が整っています。

これまでの当院のデータや具体的な受診方法に関して提示させて頂きました(詳しくは下記PDFを参照してください)。
当院への受診を希望する際の参考にして頂ければと思います。

2020年4月

自治医科大学附属病院移植外科科長 佐久間康成
成人肝移植責任者  大西康晴
小児肝移植責任者  眞田幸弘

当科への連絡・受診の方法

①まず下記窓口に連絡してください。

  • 移植外科医
    電話:0285-58-7069(医局)または0285-44-2111(代表)
    FAX:0285-58-7069(消化器一般移植外科)
    眞田幸弘 E-mail:yuki371@jichi.ac.jp または 大西康晴 E-mail:onishiy@jichi.ac.jp
  • 移植コーディネーター
    電話:0285-58-7465(移植コーディネーター直通外線)
    FAX:0285-44-5973(移植・再生医療センター)
    吉田幸世 E-mail:ishokuco@jichi.ac.jp

②主治医の先生と相談の上、紹介状を書いてもらってください。

③移植コーディネーターを介して受診の日程調整を行って頂きます。

*注意事項:

  • 当日は①お持ちの医療券、②母子手帳、③保険証、④お薬手帳を持参して頂きます。
  • ご両親以外に説明を聞きたいというご親族の方がいる場合は同伴して頂きます。
  • 来院にあたり宿泊を予定している場合は、ボランティアハウスの御利用についてご案内致します。移植コーディネーターにご相談ください。
    ※遠方の患者様(20才未満)にはドナルド・マクドナルド・ハウス とちぎの御案内をしています。

ご不明な点、ご確認事項などありましたら、遠慮なく移植コーディネーターまでご連絡頂ければと思います。

自治医科大学附属病院移植外科
自治医科大学とちぎ子ども医療センター小児移植外科

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