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教育プログラム

キャリア支援

質の高い看護実践を通して地域医療に貢献

大学・病院の理念に沿って「質の高い看護実践を通して地域医療に貢献する」という方針で、入職3年以上の助産師・看護師が地域医療機関で1~2年看護実践できる制度があります。大学病院では経験できない地域医療・へき地医療に携わった貴重な経験は、看護職としての能力開発の一環となり、大学病院においての看護実践の場に活かされています。

体験者の声

地域派遣の経験から

4階東病棟 別井 友香里
派遣先:日光市民病院

sinbashi.jpg 私の派遣研修先は、日光市民病院です。病院の周囲には世界遺産の日光二社一寺・神橋や中禅寺湖があります。国際観光都市「日光」の中核病院として、365日救急医療体制を持ち、地域住民や観光客の健康を守っている病院です。診療科は外科・内科・整形外科・産婦人科・耳鼻科・眼科・小児科で総ベッド数は100床です。急性期から慢性期まで対応しており、在宅や施設入所までのつなぎの役割として、療養病棟もあります。また、病院内には老人保健施設も併設されています。 産婦人科は、旧日光市内唯一のお産のできる施設なので、地元の妊婦さんの支えになっています。いろは坂を上がった中禅寺湖畔には奥日光診療所があり、僻地医療を支えています。

hospital.jpg スタッフ数は121人です。大学病院と比べるとかなり少ないですが、いろいろな施設で経験を積んできたベテランのスタッフが多くいます。また地元出身者も多く、スタッフの数も少ないので、スタッフ同士がひとりひとりの名前を覚えており、とてもアットホームな雰囲気があります。
私は、派遣に行く前、血液内科で4年間働いていました。血液疾患以外の疾患に対する知識が少なく、派遣に行く前は、新しい病院のスタッフや環境・仕事についていけるか、不安が強かったです。派遣前には、事前の派遣研修会があり、その場で派遣経験者から、情報をもらい、疾患や処置、検査などの勉強をして、派遣に出ました。  実際、働き始めると、アットホームな環境のため、スタッフはとても接しやすく、分からないことは、すぐに質問できる雰囲気があり、疑問がすぐに解決するため、働きやすかったです。理学療法士・Dr・介護士も参加して勉強会を行っています。
 一般病床の患者さんの多くは高齢者です。特に後期高齢者が多く、疾患や家族構成、生活歴などさまざまです。その高齢者の看護を行ううえで、高齢者に対する理解を深める必要がありました。高齢者の退院後の生活を考えると、介護保険の活用が重要になってきます。担当ケアマネージャーと情報交換をしたり、介護保険を知らない高齢者やその家族には、介護保険利用の必要性や手続きを説明する必要がありました。今まで、おもに成人を対象に看護を行ってきた私にとっては、介護保険の具体的な仕組みなど、患者さんに説明できるような知識はありませんでした。そのため、患者さんに介護保険制度を説明できるようにと、ケアマネージャーの勉強を行いました。ケアマネージャーの勉強を行うことで、退院後の環境整備の必要性や地域で患者さんへのケアがどのように提供されているのか学ぶことができました。
   派遣中は小さい病院だからこそ、他職種のと連携がうまくいき、患者さんへのケアが充実できる面もあるのだと思える場面が多くありました。例えは、血糖値自己測定などの薬剤指導に、早期に薬剤師が入ってくれ、薬剤師からの情報のフィードバックがあることで、看護のケアに活かすことができ、患者さんの早期の手技習得にもつながっていました。他職種が連携することで、よりよいケアが提供できると学ぶことができました。
派遣先の病院は、大学病院と異なり、病院経営に余裕はなく、スタッフ一人ひとりのコスト意識の高さに驚かされました。大学病院で働いていた時は、コストをあまり気にせず、物品を使用していましたが、派遣に出たことで、一職員としてコスト面まで考慮したケアの提供が必要なのだと感じました。

nantai.jpg 患者さんが退院する時は、ケアマネージャーを中心として、医師・看護師・理学療法士・訪問介護ヘルパー・介護施設スタッフ・患者・家族交えてカンファレンスを行っていました。スタッフの一員をして、カンファレンスに参加することで、患者さんの退院後の生活に、看護は何ができるのかを考えさせられました。在宅を目標としている患者さんなら在宅に戻ることを念頭におき、日常のケアや家族指導を行い、その人の生活に合った処置ケアのやり方を検討する事が必要であると学びました。
 大学病院では急性期の患者さんが多く、退院して在宅に移ったり、転院された患者さんの様子は、なかなかみることができません。地域研修に出たことで、地域で暮らしながら病気と闘っている患者さんと接し、入院中に必要なケア・指導は何かを考え、自己の看護を見つめ直す良い機会となったと思いました。

今後は派遣期間中に得た、知識や経験をもとに、入院中のケアはもちろん、退院後の患者さんの生活などにも目を向け、対応できるような広い視野を持った看護していきたいと思いました。
体験者の声

地域派遣の経験から

緩和ケア病棟 片柳皇江
派遣先:日光市民病院・介護老人保健施設にっこう

私の派遣研修先は介護老人保健施設にっこうです。地域社会と連携し、利用者が自立した家庭生活に復帰するために必要な介護サービスとリハビリテーション環境を提供するために日光地区に設置されています。
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大学院入学制度

2006年度に、大学院に看護学科研究科が開設されました。当院では病院に勤務しながら大学院で修学できる制度があり、現在4名の看護師が大学院で地域看護管理学、老年看護学、成人看護学などの各課程で学んでいます。今後も、入学希望者が増える予定です。




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