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当院では現在12名の認定看護師が各領域で実践・指導・相談の役割を果たし活躍しています。看護部では一人ひとりの看護職員が専門職業人として成長し、自らがキャリアアップするための教育が受けやすいように、教育期間中の処遇についても支援しています。 資格取得後には認定看護師として活動しやすいように、職場環境づくりの支援をしています。

糖尿病は増加の一途を辿っています。患者数は890万人、可能性が否定できない人を含めて2,000万人を超え、40歳以上の3人に一人となりました。これは世界第6位です。また、合併症である腎症は透析導入の原因の1位で年間1万6,000人、網膜症においては成人中途失明の原因の第2位で年間3,000人が失明し、全視覚障害の20%を占めています。さらに、心筋梗塞や脳卒中の原因ともなっております。
治療の目的は、血糖コントロールを改善することにより糖尿病合併症の発症と進展の抑制、そして生活の質を保ちつつ健常者と変わらぬ寿命を得ることです。そのためには患者中心のチーム医療をめざし、療養支援を行っています。
私は2004年糖尿病看護認定看護師を取得し、病棟勤務、外来勤務を経て現在は、糖尿病看護専従として活動を行っています。看護師10年目に内分泌代謝科に勤務した当初はなぜ、糖尿病の患者さんは、自己管理ができず入退院を繰り返すのだろう、合併症の恐怖を語りながら、生活改善しないのだろうと疑問と怒りの日々でした。しかし6年間勤務して行く中でその理由が分かりました。結果はその人ができるような支援をしていないということでした。
糖尿病療養指導では、知識や技術の習得のみではなく、自己管理への動機づけや糖尿病の心理的受け入れなどがより重要とされています。目的はセルフマネージメント能力を身につけてもらうことです。決して理解してもらうための押し付けでは、教育効果はあがりません。私たちに求められるスキルは、患者心理の推測・観る力と聴く力・受容的共感的態度・分かりやすく説明できる力・気づきを促す力など多くの専門的知識を要します。
現在の活動は外来ブースに「さかえ相談室」を開設し、糖尿病を持つ方の療養支援を行っています。名称のいわれを問われることがありますが、『さかえ』は日本糖病協会が出版している糖尿病の専門雑誌です。療養支援内容は、食事・運動療法への生活調整やインスリン・GLP-1製剤の自己注射指導、血糖自己測定指導、妊娠されている方、小児科外来での家族を含めた支援を行っています。また、2008年から足ケア外来を開設しました。また、入院中の方への糖尿病教室を行っています。
院内活動としては、医療安全対策部と協働した、「インスリン」の関連した勉強会や、NST委員会に所属し病棟回診に入らせていただいています。依頼された患者様の多くは糖尿病を合併しており、支援の重要性を実感しております。
糖尿病は1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病、その他の糖尿尿と大きく分類されます。2010年に妊娠糖尿病の診断基準が改変され、妊娠糖尿病の妊婦さんが多くなり、当院の2011年ではそれ以前と比較し、約1.5倍に増えました。血糖異常を指摘された妊婦さん方は、胎児への影響を心配するあまり、極度な食事制限を行ってしまう傾向があり、正しい栄養管理について栄養士と情報交換して支援にあたっています。また助産師と連携した周産期看護を実践したいと思っています。
現在の目標は小児期発症の子どもたちが、自律し自分の人生を切り開けるように、成長を見守りたいと思っています。



私が出来ること







