Windows版のインストール Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11 に対応しています。EZRのインストールには2つの方法があります。一つ目は簡単にセットアッププログラムをダウンロードして実行するだけで使用できる方法です。もう一つの方法はCRANに正式に登録されたパッケージを用いる方法です。最新のバージョンのRやRコマンダーを用いることが出来ます。ただし、EZRが利用しているパッケージの更新に伴ってEZRにエラーを生じる可能性を否定できませんので、通常は方法1をお勧めします。

方法1
 以下のEZRsetup.exeをダウンロードして実行するだけでR、Rコマンダー、その他の必要なパッケージを含めてすべてインストールされます。Rのバージョンは4.3.1、Rコマンダーのバージョンは2.9-1になります。Rのバージョン4.20から32ビット版が廃止されたため、EZRもバージョン1.56以降は64ビット版のEZRだけがインストールされます。また、文字エンコードが変更されたため、ファイルの読み込み時に注意が必要です。詳細はFAQをご参照ください。なお、旧バージョンをインストールされている場合は、EZRのアンインストールプログラムで旧バージョンをあらかじめアンインストールしておいてください。

Windows版はここをクリックしてダウンロードしてください(Ver. 1.65 2024/4/1)。左クリックでうまくダウンロードできない場合は右クリックで「リンク先を保存」を選んで下さい。

Edgeで「一般的にダウンロードされていません」という表示がでた場合には、「一般的にダウンロードされていません」にマウスポインターを合わせて「・・・」→「保存」ボタンの順にクリックし、「(ファイル名)を開く前に、信頼できることを確認してください」と表示されたら 「詳細表示」をクリックして「保持する」を選んでください。

 デスクトップ上のEZRのショートカットを右クリックしてプロパティを開き、ショートカットのタブをクリックして、作業フォルダ(S):の欄に書かれているフォルダがEZRのデフォルトのデータフォルダになりますので、この欄を書き換えることでデータフォルダの設定を変更することが出来ます。

方法2
1) Download R installer from the The CRAN (Comprehensive R Archive Network)のホームページの (Download R for Windows、 subdirectory: baseの順に開く)からインストーラをダウンロード(Download R #.##.# for Windowsをクリック)してインストールします。デスクトップ上に作成されたRのショートカットを右クリックしてプロパティを開き、ショートカットのタブをクリックして、リンク先(T):の欄に書かれている文字の右端に

--sdi

と書き加えます。そしてこのショートカットをダブルクリックしてRを実行します。

2) R consoleと書かれたウインドウの中の">"の後に

install.packages("RcmdrPlugin.EZR", dependencies=TRUE)

と入力してEnterキーを押します。これによってRコマンダー、EZR、その他の必要なパッケージがインストールされます。途中で「パッケージのソースからインストールを行いますか?」と聞かれたら、いいえと答えてください。

3) Rコマンダーを実行するにはR consoleと書かれたウインドウの中の">"の後に

library(Rcmdr)

と入力してEnterキーを押します。パッケージのインストールについてたずねられたら「はい」を選んでください。この作業でエラーが出るようでしたら、R consoleと書かれたウインドウの中の">"の後に
install.packages("Rcmdr", dependencies=TRUE)
と入力してEnterキーを押して必要なパッケージをインストールしてから3)を繰り返してください。
次にRコマンダーのウインドウのメニューから「ツール」→「Rcmdrプラグインのロード」としてRcmdrPlugin.EZRを選択し、 「再起動しますか?」という問いに「はい」を選ぶとEZRが起動します。

4) Rのフォルダーの中のetcフォルダー(通常のインストールなら C:\Program Files\R\R-3.##.#\etc)にあるRprofile.siteファイルを管理者権限で開いて一番下に

options(Rcmdr=list(plugins="RcmdrPlugin.EZR"))

と書き加えて上書き保存しておくと、Rコマンダーの起動と同時にEZRが起動する様になります。
このファイルにさらに以下の4行を末尾に加えるとRの起動時にEZRが起動するようになります。
local({
old <- getOption('defaultPackages')
options(defaultPackages = c(old, 'Rcmdr'))
})
Rの起動時に同時にRコマンダーを起動させるための別の方法としては、デスクトップ上のRのショートカットを右クリックしてプロパティを開き、ショートカットのタブをクリックして、リンク先(T):の欄に書かれている文字の右端に

R_DEFAULT_PACKAGES="Rcmdr"

と書き加える方法も可能です。この方法の場合はRコマンダーの起動時に警告文が表示されますが動作には影響ありません。

5) デスクトップ上のEZRのショートカットを右クリックしてプロパティを開き、ショートカットのタブをクリックして、作業フォルダ(S):の欄に書かれているフォルダがEZRのデフォルトのデータフォルダになりますので、この欄を書き換えることでデータフォルダの設定を変更することが出来ます。

EZRと統計解析の解説書

↑ 入門~中級者用

↑ 初級~中級者用

↑ 中級~上級者用

↑ EBMと臨床研究の解説書