自治医科大学 循環器内科学部門

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研究紹介

自治医科大学地域医療循環器先端研究開発センター(JCARD)

自治医科大学 地域医療循環器先端研究開発センター Jichi Medical University Center of Excellence Community Medicine Cardiovascular Research and Development (JCARD)

JCARD概要

当センターは、地域医療循環器アジアITネットワーク研究拠点(CoCreate)(共同研究講座)、最先端循環モニタリング研究開発拠点(Surge)(共同研究講座)を集約化し、さらに、アジア家庭血圧モニタリング研究拠点(Home Asia)、国際血圧解析研究開発拠点(GAP)および腎デナベーション研究拠点(READ)の機能を加えた組織体制として活動しております。
また、2018年度には新たに予見バイオマーカー研究拠点(Anticipation biomarker Center:ABC)を立ち上げ、冠動脈疾患、不整脈、心不全、動脈硬化・高血圧の各循環器領域の臨床研究を進めております。


自治医科大学地域医療循環器先端研究開発センター


各拠点で得られる研究データを総括することにより多角的なビックデータを集積し、下記の目標達成に向けて邁進いたします。。

1.新規バイオマーカー測定装置の開発とリスク指標の創出
2.循環器デバイス治療の開発と臨床応用
3.全国地域ネットワークを活用した臨床エビデンスの創出
4.国内外の循環器診療ガイドラインへの貢献
5.ITを用いた実地診療への実用化

地域や国内外の研究者と連携し、研究ネットワークを広げるとともに、積極的に民間企業等との共同研究・受託研究等を実施する産学連携の拠点としての活動にも取り組んでまいります。


研究内容と関連組織

ご興味をお持ちの先生は、お気軽に各研究事務局までご連絡ください。

wisdom
【PDF:1547KB】

■手首血圧計で測定した夜間血圧と心血管予後に関する研究(WISDOM研究)
WISDOM研究事務局 担当:星出 聡、野末 亮子
TEL 0285-44-2130  E-mail:wisdom@jichi.ac.jp



Predict Study
【PDF:515KB】

■循環器リスク患者における情報技術を用いた家庭血圧予測研究(Predict研究)
Predict研究事務局 担当:星出 聡、鈴木 友貴子
TEL:0285-44-2130 E-mail:predict@jichi.ac.jp



HIJAMP
【PDF:589KB】

■家庭血圧測定機能および身体活動計搭載のマルチセンサーABPMを用いたICTによる全国血圧追跡研究 (HI-JAMP研究)
HI-JAMP研究事務局 担当:星出 聡、原田 紀子
TEL 0285-44-2130  E-mail:hi-jamp@jichi.ac.jp



Coupling Japan
【PDF:916KB】

■循環器リスク患者における心臓・血管関連の予後に関する前向き研究(Coupling研究)
Coupling研究事務局 担当:甲谷 友幸、野末 亮子
TEL 0285-44-2130  E-mail:coupling@jichi.ac.jp



<疫学・臨床研究に関する情報公開>

人を対象とする医学系研究について、研究対象者がインフォームド・コンセントを受けない場合、「疫学研究に関する倫理指針」、「臨床研究に関する倫理指針」、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づき、下記の通り情報を公開します。

本邦における心血管インターベンションの実態調査(J-PCI)を用いた日本心血管インターベンション治療学会内登録データを用いた統合的解析

その他、研究に関する情報公開はこちらをご覧ください

<関連組織>

地域医療循環器アジアITネットワーク研究拠点(CoCreate)
Community Medicine Cardiovascular Research Asia IT Network Center

最先端循環モニタリング研究開発拠点(Surge)
Super Circulation Monitoring with High Technology R & D Center

革新的研究開発推進プログラムImpulsing Paradigm Change through Disruptive Technologies Program (ImPACT) :「社会リスクを低減する超ビッグデータプラットフォーム」

ImPACTは、政府の総合科学技術・ イノベーション会議が、ハイリスク・ハイインパクトな研究開発を促進し、持続的な発展性のあるイノベーションシステムの実現を目指したプログラムです。
「社会リスクを低減する超ビッグデータプラットフォーム」(プログラムマネージャー:原田博司・京都大学)の目的は超ビッグデータプラットフォームを構築し、戦略的な応用を早期実現することです。本プロジェクトにおいて、我々は予見医療のためのICTマルチセンサー血圧モニタリングシステムを開発しました。このシステムによって、循環器イベントのリスクが高い場所と時間を個別に同定することが可能となります。
この技術と予見医療によって、全ての高血圧患者の循環器イベントを「ゼロ」にするという目標実現を目指します。

Development of a New ICT-Based Multisensor Blood Pressure Monitoring System for Use in Hemodynamic Biomarker-Initiated Anticipation Medicine for Cardiovascular Disease: The National IMPACT Program Project.
Prog Cardiovasc Dis. 2017 Nov - Dec;60(3):435-449. doi: 10.1016/j.pcad.2017.10.002.


活動紹介動画【mp4/8分10秒】

impact movie jp

社会リスクを低減する超ビッグデータプラットフォーム
~つながる医療機器と超ビッグデータ利活用による予見先取ヘルスケアの実現~

(クリックすると新しいウィンドウが開きます)


デジタル時代の高血圧管理
小型ウェアラブル血圧計で遠隔血圧モニタリング
Hypertension.2020 Aug HYPERTENSIONAHA12014742. doi:10.1161/HYPERTENSIONAHA.120.14742.



動画:Wi-SUN/Wi-Fiハイブリット伝送システムをベースとしたIOT(Internet of Things)ゲートウェイとブリッジにより、複数のデバイスやセンサーから、家庭での個人の生活状況に対応した生体環境シグナルを同時に測定する。自由行動下血圧と環境条件を、ハイリスクな場所と時間とともに時系列で報告するシステム。(出典:Kario,et al.J Clin Hypertens 2019;21:344-349)