CLOSE-UP授業 医学部での学びがよくわかる授業紹介

CLOSE-UP授業

医学部での学びがよくわかる授業紹介

中面杏海さん 医学部5年生 千葉県出身

診断学実習3
卒業後は、各地域で誰の手も借りず医療を実践をしていく能力が求められます。この実践能力向上のためシミュレータを利用したトレーニングをします。
  • 中面杏海さん

    Q1.どのような授業内容ですか?

    診断学実習3はBSL(臨床実習)に向けて習得しておくべき考え方や手技を身につけるための実習です。現在は新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、対面実習とオンライン動画を同時併用した、ハイブリッド形式で学ぶことができます。ここでは机上ではなかなか学ぶことのできない、採血や糸結びの方法、電子カルテの使い方など、より実臨床に近い学びを得ることができ、この実習での経験が自信を持ってBSLを行うための助けになってくれます。厚生労働省が定める「医学生に臨床実習において、一定条件下で許容される基本的医療行為」 をシミュレーション実習で学ぶことがこの実習の大きな目的です。

  • 中面杏海さん

    Q2.履修して得られた気づきがあれば教えてください。

    診断学実習では、新たに始まる病院実習ですぐにでも実践できるような手技を多く学ばせていただきました。診断学実習で先生方から臨床に必要な考え方や手技を学ぶことができたおかげで、スムーズにかつ自信を持って実習に取り組むことができました。一度体系的に教わっているという経験のおかげで、実習中に手技を実践する機会が来たときにも積極的にチャレンジしていくことができたように思います。

  • 中面杏海さん

    Q3.履修する際に必要な実習道具と使い方を教えてください。

    聴診器、ペンライト、打鍵器、白衣などは基本的に携帯していました。あとは、それぞれの手技に合わせて注射針や心電図など必要な医療道具を使うという形で行っていました。シミュレーションセンターのシミュレーターもさまざまなものを利用しました。 いつもお世話になっているiPadや参考書です!

  • 中面杏海さん

    Q4.受験を考えている高校生にメッセージをお願いします。

    自治医科大学は、全国各地から集まった文化が織り混ざった面白い大学です。自治医科大学に入らなければ決して出会えなかったであろう志を同じくする仲間たちと出会うことができ本当に良い刺激をもらうことができます。また、同じ屋根の下で勉学に励み切磋琢磨してくれる仲間の存在はかけがえのない宝物となるはずです。全寮制で皆と一緒に日々を過ごすからこそ、どれだけ大変なことがあっても励まし合って乗り越えられる。
    より濃密で忘れられない学生生活が、ここにはあります。ぜひ自治医科大学で一緒に大切な思い出を作りませんか?