脳卒中について

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脳卒中とは

脳卒中とは

脳卒中は脳の血管が急に詰まったり破れたりして脳の血液の循環に障害をきたし、様々な症状を起こす病気です。
症状を自覚したら、または家族の症状に気付いたら、すぐに受診して下さい。

Q.こんな症状ありませんか?

次のような症状は、脳卒中やその他の神経疾患の可能性があります。

こんな症状ありませんか?
  • 手足 (手足同時または片方のみ) が動かしにくい
  • 物がうまくつかめない・持っている物を落としてしまう
  • ろれつが回りにくい・思ったことが言葉に出ない
  • 歩きにくい・まっすぐ歩けない
  • 顔がゆがんでいる・片方の口角が下がっている
  • 手足や顔がしびれる・感覚が鈍い
  • 食べ物を飲みこみにくい
  • 意識がぼ~としている。反応が鈍い
  • 視野が狭くなる
  • 物がだぶって見える
  • 急に片方の目が見えなくなる
  • 直前の記憶を失う
  • 激しい頭痛がある
  • けいれんしている

Q.あったらどうする?

すぐに救急車を呼んで受診して下さい。

救急車

初めは軽い症状でも、時間と共にどんどん悪くなっていくこともあり、油断はできません。脳卒中は発症から治療開始までの時間が早ければ早い程治療の効果が高くなる傾向があり、元の生活に戻れる可能性が高くなります。
劇的な効果が期待できるrt-PAという薬を使った血栓溶解療法は脳梗塞発症から4.5時間以内にしか施行できません。
カテーテルを用いた血管内治療も8時間以内が適応になります。もちろん4.5-8時間を過ぎてしまっても、様々な治療が必要です。より有効性が高い治療を受けて頂くためにも、少しでも早い受診が大切です。

脳卒中センターの治療

脳卒中センターの治療

当脳卒中・神経センターでは脳血管内科と脳神経外科の医師、そして看護師、リハビリテーションスタッフ、検査技師、薬剤師、医療ソーシャルワーカーなど多職種が連携して最適な治療、検査、リハビリテーション、退院支援を提供しています。
高度な専門的チーム医療により、少しでも後遺症を減らし、少しでも多くの患者さんの社会復帰を目指します。