
小児の脊椎、骨、関節、筋その他の運動器に生じる疾患や外傷に対する診療を行なっています。
以下に主な対象疾患を挙げます。
脊椎および脊髄疾患(腰痛症、椎間板ヘルニア、脊椎分離症すべり症、脊柱側弯症、後弯症、先天性側弯症、二分脊椎など)、斜頚、Sprengel変形、多合指症、野球肘、股関節疾患(先天性股関節脱臼、ペルテス病、大腿骨頭すべり症など)、膝関節疾患(Blount病を含むO脚・X脚変形、離断性骨軟骨炎、円板状半月など)、足部疾患(先天性内反足、麻痺性足部変形など)、多発性関節拘縮症、骨系統疾患、骨代謝疾患(くる病など)、骨関節感染症などです。
当科では、ただいま脊柱側弯症の治療に最も力を注いでおり、本年夏休みにも既に数件の手術予定が入っています。手術には自己血輸血と術中回収血を使用して他家血輸血を回避する努力を行なっております。
幼児期側弯に対しても積極的に体幹ギプス治療&装具治療を行なっていますが、今後手術治療を行なうべきケースもあり、積極的にgrowing rodなどの高度な手術治療も取り入れていく計画です。
吉川、渡邉は先天性内反足、麻痺性足部変形の診断と治療を専門の一つとしており、その手術成績をこれまでに日本小児整形外科学会や栃木整形外科医会でもたびたび発表してきました。
雨宮は小児の下肢疾患、特に先天性股関節脱臼とペルテス病を主とした股関節疾患の診断と治療を専門としており、小児股関節の超音波診断の臨床研究にも取り組んでいます。また大学院の研究としてペルテス病病態の解明を目的として基礎研究に取り組んでいます。
| 学内教授 吉川 一郎 |
講師 渡邉 英明 |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 吉川 |
吉川 |
|||
| 午後 | 吉川 |
| 総計 | 101件 |
|---|---|
| 内反足(先天性および麻痺性)手術 | 25件 |
| 側弯症全身麻酔下矯正ギプス巻き | 15件 |
| 多指(趾)症・合指(趾)症 | 4件 |
| 骨折手術 | 9件 |
| ペルテス症内反骨切り術 | 3件 |
| 先天性股関節脱臼(観血的整復術) | 6例 |
| 大腿骨頭すべり症 | 1件 |
| 骨内異物除去術 | 5件 |
| 脚長調整術(stapling) | 1件 |
| 化膿性関節炎・骨髄炎 | 1件 |
| 脚延長術 | 3件 |
| ばね指 | 2件 |
| 大腿骨骨切り術 | 1件 |
| 骨腫瘍(骨軟骨種) | 3件 |
| 筋性斜頚 | 2件 |
| 尖足手術 | 4件 |
| 頸椎椎弓形成術 | 1件 |
| 人工股関節手術 | 1件 |
| 股関節筋解離術 | 2件 |
統括と来年の目標
子ども医療センターで、月曜日午前(新患と院内紹介のみ)、午後と木曜日午前中に外来診療を行っています。また、月1回の二分脊椎外来も子ども医療センター各科と連携して行っております。紹介外来患者も少しづつ増加してきています。
今年も、難度の高い脊柱側弯手術を安全かつより良い変形矯正が得られるようにおこなって高度医療機関としての役割を果たすことと、これまで同様に先天性内反足や麻痺性足部疾患など専門性の高い疾患の治療を継続していくことを目標に考えています。
| TEL | 外来 | 0285-44-2111(代表) |
|---|---|---|
| 内線 | 2470・2115 | |
| 医局 | 0285-58-7374 | |
| FAX | 0285-44-1311 | |
| kikkawa@jichi.ac.jp | ||