自治医科大学 循環器内科学部門

文字サイズ変更
S
M
L

Menu

高血圧


高血圧

臨床
高血圧専門外来を開設しており、治療抵抗性高血圧や2次性高血圧の診断、治療にあたっています。24時間自由行動下血圧計(ABPM)を積極的に使用しています。2次性高血圧のなかでも、腎血管性高血圧の治療については、私たち循環器内科の得意としているカテーテル治療によって治療も行います。近年、治療抵抗性高血圧の治療として腎交感神経デナベーションが欧米で行われていますが、当院でも治験を行っています。

研究
循環器内科の高血圧グループは、臨床研究を中心に行っています。家庭血圧やABPMのレジストリー研究を行っています。また、血圧測定機器の開発を企業と共同研究ですすめており、睡眠時無呼吸症候群にともなう低酸素による血圧上昇を検知する、トリガー血圧計、高感度加速度センサーが付随したABPMの開発などをすすめています。疫学的な研究だけではなく、血圧変動異常や血圧モーニングサージの臨床背景をブタを用いた動物実験にて、自律神経活動、心肺血行動態 (心拍出量、末梢血管抵抗、圧受容体感受性、呼吸機能)、凝固系といった病態やメカニズムの側面からの研究もすすめています。客員教授として、イギリス・ロンドン大学のBrayan Williams先生、中国・上海大学のJiguang Wang先生を迎え、国際共同研究を行っています。