自治医科大学 循環器内科学部門

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運動負荷・心筋シンチ・冠動脈CT


運動負荷・心筋シンチ・冠動脈CT



運動負荷検査はトレッドミルを用い、適切な運動負荷をかける事で狭心症診断に有用です。また、負荷中の不整脈出現についてもreal timeに検討可能です。
心筋シンチグラムの負荷方法は運動(エルゴメーター)及びアデノシン負荷法があります。患者さんの運動対応能に合わせて、負荷法を選択します。当院では主にトレーサーとしてTcによる虚血診断、QGSによる心機能評価を行っておいます。病態によりTl或いはTlとBMIPPのdual scintigraphy、MIBGによる心不全重症度、予後判断など、多種トレーサーを用いた心臓病診断を行っております。心臓核医学検査は当院受診歴がない患者さんでも、病診連携室を通してご依頼が可能です。また、心サルコイドーシス診断のために、FDG-PETも施行しています。

当院では最新のマルチスライスCT(64列を2管球搭載したDual source CT)による冠動脈CTを行っております。最適化された撮影方法と丁寧な画像解析に心がけ、精度の高い診断を目指しています。冠動脈疾患のスクリーニングとして積極的な活用をお願い致します。