自治医科大学 循環器内科学部門

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後期研修プログラム   *2023年度版パンフレットはこちら

目標

医療人としての基本的な態度・姿勢を確立し,循環器領域を専攻する内科医として必要な疾病・病態に関する知識・技能を習得することで,信頼される医師になることを目標とする。

行動目標

研修期間

3年間

研修の基本的な流れ

卒後年数 基本パターン 具体的目標
1 初期研修
(ローテーション)
2 初期研修
(ローテーション)
3 内科ローテーション
4 循環器内科専門研修
1年目
内科認定医取得
5 循環器内科専門研修
2年目
6 循環器内科専門研修
3年目
7 内科専門医取得
8 循環器専門医取得

循環器内科専門研修の基本的な流れと到達目標

専門研修 主な担当 到達目標
1年目
(大学)
病棟担当医(上級医付)
6ヶ月
・診断・治療の基本を学ぶ
病棟主治医
3ヶ月
・診断・治療を主体的に行う
病棟フリー(検査担当)
3ヶ月
・心エコー、トレッドミル、負荷心筋シンチ、心カテなどを集中的に学ぶ
2年目
(大学or関連施設)
病棟主治医
コンサルト担当
・基本検査(心エコー、運動負荷試験など)の独り立ち
・基本的疾患の治療方針の決定ができる
3年目
(関連施設)
病棟主治医
外来担当医
・独立して外来診療ができる
・循環器以外の内科疾患(2次救急を含む)に自信が持てる
・保険診療や医療の社会的側面について理解できる

後期研修プログラムの特徴

豊富な症例
年間入院患者数 約1600名
急性心筋梗塞(220例)、狭心症(470例)、心不全(330例) など 
多彩な高度専門医療
冠動脈インターベンション 年間600例
カテーテルアブレーション 年間160例
埋め込み型除細動器(ICD)移植術、心臓再同期療法(CRT) など
確立した病棟指導体制
1チーム3人体制で、指導医(准教授~病院助教)が教育担当
指導医不在時など、チーム相互のバックアップ体制が確立
病棟フリー期間の設定
1年間に1クール(3ヶ月)は、各々のプランに応じた集中的な専門検査の研修や,研究に専念できる
指導体制の充実した研修関連病院
心臓カテーテル施設を有し、指導医(循環器専門医)がいる関連病院で研修できる
女性医師の配慮した研修プラン
放射線被曝への配慮、産後のバックアップシステム(当直、病棟業務などへの配慮)
臨床研究、基礎研究への発展
興味のある研究グループに参画し、研究的なアプローチに触れる

平均的な受け持ち経験症例数(大学での専門研修1年間で)

分類 疾患名 症例数
心不全 虚血性、高血圧性など 30
虚血性心疾患 急性心筋梗塞、狭心症、陳旧性心筋梗塞など 100
弁膜症 僧帽弁疾患、大動脈弁疾患など 15
先天性心疾患 心房中隔欠損症、心室中隔欠損症など 2
心筋症 拡張型心筋症、肥大型心筋症など 6
不整脈 洞不全症候群、上室性頻拍症、心室頻拍など 35
炎症性疾患 感染性心内膜炎、心膜炎、心筋炎など 2
大血管・末梢血管疾患 急性大動脈解離、閉塞性動脈硬化症,肺塞栓症など 10
高血圧関連疾患 原発性アルドステロン症、高血圧性心疾患など 10

経験可能な検査手技

経験可能な治療手技

週間スケジュール・カンファレンス・セミナーなど

心不全カンファレンス 心不全多職種カンファレンス 不整脈カンファレンス
カテーテルカンファレンス 血管カンファレンス
チャートラウンド・教授回診 症例検討会・医局会・予演会 成人先天心カンファレンス
TAVIカンファレンス
外科とのカンファレンス カルディアックカンファレンス 
(循環器内科・心臓血管外科・小児科合同)