私的免疫学ことはじめ (6) 温故知新
2020年8月5日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
私がクローニングしたのはマウスTRAIL遺伝子のプロモーターですが、今同じような ことをする人はいません。ヒトやマウスの遺伝子配列は全てオンラインで検索できるので、わざわざ手を動かしてクローニングする必要はないのです。私 …
私的免疫学ことはじめ (5) TRAIL
2020年8月4日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
私に与えられたテーマはTRAILというサイトカインです。TRAIL(TNF-related apoptosis-inducing ligandの略で、TNF(tumor necrosis factor, 腫瘍壊死因子)と …
私的免疫学ことはじめ (4) NK細胞
2020年8月3日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
NK細胞はウイルス感染細胞や癌細胞を排除する能力を持つ細胞です。キラーT細胞と異なり「鍵と鍵穴」のような厳密な抗原認識受容体は持っていません。しかしキラーT細胞が免疫応答をするまでに時間がかかる(細胞分裂で増殖する必要が …
私的免疫学ことはじめ (3) 大学院進学
2020年7月31日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
大学病院で1年、虎の門病院で2年研修の後に免疫学の大学院に進学しました。 平成10年のことです。 そこでは正に興味のあったTh1/Th2分化の研究が進行していました。大学院の先輩 であるS藤健O先生のテーマです。縁あって …
私的免疫学ことはじめ (2) Th1/Th2パラダイム
2020年7月30日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
免疫細胞の教育(selection)と並んで、もう一つとても面白いと思ったのは、T細胞の サブセットという概念です。T細胞はヘルパーT細胞(Th細胞)と、細胞傷害性T細胞(killer T cell, cytotoxic …
私的免疫学ことはじめ (1)
2020年7月29日 教授ぶろぐ(超不定期掲載)
筆者が大学で免疫学の講義を受け始めた頃、免疫研究の対象は獲得免疫系が主体でした。獲得免疫系の特徴は「鍵と鍵穴」の関係で例えられる特異性と多様性、そして「二度無し現象」と表現される免疫記憶にあります。 免疫系は精巧なスーパ …
抄読会 2020年7月9日
2020年7月9日 抄読会
自治医科大学アレルギー膠原病学では毎週医局員が交代で抄読会を行っております。 Inflammatory myopathy with anti-signal recognition particle antibodies: …
内科総合誌M.P. vol.37 no.7に掲載されました
2020年7月3日 メディア出演情報
内科総合誌2020.7 vol.37 no.7 One Point Advice に 佐藤浩二郎教授の記事が掲載されました。 M.P.
抄読会 2020年7月2日
2020年7月2日 抄読会
自治医科大学アレルギー膠原病学では毎週医局員が交代で抄読会を行っております。 Tocilizumab Monotherapy for Large Vessel Vasculitis: Results of 104-wee …