手術室
手術室には可動式手術台(透視用スライド機構付)4台、無影灯5台、血管撮影用台1台、麻酔器6台(MRI対応1台を含む)、バイタルモニター5台、術野カメラシステム(フルスペックハイビジョン)1台、大型モニター2台を備えています。
ヒトの手術処置に準じた全身麻酔を同時に最大4頭実施することが可能で、心電図、観血的血圧、酸素飽和度等のバイタルを持続的にモニターすることが出来ます。またハイビジョンビデオシステムを使用して術野の鮮明な映像を大型モニターに映し出せるため、見学者にとっても術野の観察が容易です。
さらには最先端の手術支援ロボット(ダヴィンチシステム)やマイクロ手術用顕微鏡がドライ・ウェット両環境下で使用可能で、現在多くの外科系医療グループに利用されております。
手術室中央からみた室内の様子をパノラマで表示しています。
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Gallery
手術室内の様子です。
サムネイルをクリックいただくと、画像を拡大して表示します。
その他
当施設の主たる設備の情報です。
滅菌室
設備概要
オートクレーブ1台を備え、手術器具の滅菌を行っています。
飼育室
設備概要
平床式20ケージ(1ケージあたり1000×1700mm)*床暖房システム付
移動式7ケージ(1ケージあたり900×1500mm)
術後管理ケージ4ケージ
エアシャワー
設備概要
専用スクラブに着替えた後、エアシャワーにて塵埃を除去後に入室
空調設備:HEPAフィルターユニット
*換気回数23.8回/h、クリーン度:クラス10000
更衣室
設備概要
男女別 2室
会議室
設備概要
19.2平米
(通常、机3台と可動式の椅子10脚設置。)
セルプロセッシングセンター(CPC)
設備概要
こちらを参照してください。
本施設設備・システムの特徴
- 厳重に微生物コントロール(SPF+HEV free)され十分に順化した実験用ブタの提供
- 恒常・清浄飼育環境下での実験ブタを用いた長期慢性実験の実施
- 遺伝子改変ブタの使用、遺伝子改変細胞やウィルスベクターの接種実験等に対応可能な
P1A/P2A仕様飼育・実験室の設置 - 高度に清浄化された手術室の空調管理システム:HEPAフィルターユニット使用
クリーン度:クラス10000 - 非侵襲性検査の充実;MRI装置、CT装置、移動型血管撮影装置、超音波検査装置
- 術後管理システムの充実:集中治療室(ICU)及びクリーンブースユニットの設置、
テレモニターシステム*
* 実験動物の体内にセンサー・送信機を埋め込み、無線受信機で循環動態を中心とする
生理機能を常時測定・記録するシステム - 肝細胞・創薬基盤研究部門Cell processing room,
手術支援ロボット**
** da Vinci Surgical Systemをドライトレーニングとして実施可能