活動実績
教育編
CDAMTecで行われた動物実習・研修会の参加者総数は、2015年3月までにのべ5100名を超え(図)、医師・医学生・看護師等の医療従事者がそれぞれのレベル毎に立てた目標を達成すべくトレーニングを受講しています(2014年:692名)。最近の傾向として学会や研究会が主催する各種セミナー開催数が増え、結果的に学外医師の利用者数が増加しています。また当部門では自治医科大学卒業生や女性医療従事者(医師、看護師等)に対する医療技術支援にも力を入れており、現時点までに多くの対象者がトレーニングに参加し大変好評を得ております。
【主な研修内容】
*ATOMコース(Advanced Trauma Operative Management:外傷外科トレーニングコース)実施に当たり、自治医科大学先端医療技術開発センターがアジア圏内で最初に米国外科学会認定を受けました。
医療技術トレーニング部門で行った実習参加者(のべ人数)の推移
実験編
CDAMTecにおけるブタを用いた実験の実施回数は2015年3月までに900件を超えます。約30の講座・企業・団体から延べ2800人の方にCDAMTecをご利用いただきました。他大学・企業との共同研究も増加しております。
今までに、病態モデルブタの作成、内視鏡用デバイス等の開発、iPS細胞や幹細胞の移植実験、脳機能計測方法の開発などに係る実験が実施されています。また、CDAMTecは私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「マウスからヒトへ:大型動物を利用する橋渡し研究」の基盤形成拠点にもなっており、同プロジェクトの多くの実験が実施されました。
その研究成果はこちらで報告されています。
先端医療技術開発センターで行われた実験と参加者(のべ人数)の推移