形成外科学部門

手のしみ

手のしみ治療は、顔のしみ治療と原則的に同じですが、顔のしみよりもはるかに難しくなります。なぜなら、手の皮膚は顔の皮膚とは性質が異なるからです。手の治療を希望される患者さんで、顔にもしみがある場合は、顔のしみを先に治療して、トレチノインの治療に慣れてから手に挑戦することをお勧めします。

手や足に出来ているしみは、まずレーザー治療を優先し、その後の炎症後色素沈着(レーザー後3-4週で出てくることが多い)に対してトレチノイン治療を行う方がスムーズに治療を終えることができます。



手のしみ治療が難しい理由

  1. 薬を使っても皮膚の再生が遅い。
    したがって、トレチノインを使っても顔のように効率的にメラニンが出てこない。
  2. 皮膚の性質として、トレチノインに対する反応が鈍い場所である。
  3. しみの部分の角質が厚くなっていることが多い。
  4. 家事などで薬の成分が奪われやすい。

手のしみ治療にあたっての注意

オイルやハンドクリームなどで、保湿ケアを十分行なってください。可能なときは、綿の手袋などをつけることをお勧めします。手にも、日焼け止め、ファンデーションなどでの遮光を忘れないでください。


 



最新のトレチノイン(レチノイン酸)療法の文献(医家向け)はこちら


形成外科で扱う疾患