実験動物としてマウス(写真1)を使用しています。マウスに全身麻酔を行い、胸椎椎弓切除を行った後で、Infinite Horizons impactor (Infinite Horizon, L.L.C., Lexington, KY, USA)(写真2)を使用して、脊髄正中を圧挫して脊髄損傷モデルを作成しています。
脊髄損傷後の運動機能の測定には、Rota-rod treadmill(写真3)を使用します。マウスをドラムの上に置きドラムを回してマウスが落下するまでの時間を計測します。
遺伝子操作したマウスの脊髄損傷モデルの作成や、マウス脊髄損傷モデルへの様々な薬剤投与により、脊髄損傷の新しい治療法の開発を目指しています。