「頭のかたち外来」の開設
頭のかたち外来に関する最新のお知らせは こちら
赤ちゃんの頭の形のゆがみには、病気である頭蓋骨縫合早期癒合症と、いわゆる「向き癖」の頭位性斜頭があります。
頭位性斜頭の赤ちゃんには、お母さんのおなかの中でのポジションによる子もいます。また、うつぶせ寝の危険性が浸透したため、仰向け寝による頭位性斜頭の赤ちゃんも増えています。しかし、その治療の必要性は、小児科の先生の間でもあまり認識されていません。
頭位性斜頭は、枕や寝る向きを変えるなどの親の工夫では決してなおりません。自然によくなることもありません。なおすためには、できれば生後6か月までにヘルメットでの矯正治療を始める必要があります。
当院でも「頭のかたち外来」を開始し、ヘルメット治療を始めましたのでお知らせいたします。ヘルメットは日本製のカスタムメイドで、約3-6か月間装着して矯正します。なお、この治療は保険治療ではなく、自費治療療(総額45万円(税込49万5千円)【2024年2月16日から50万円(税込55万円) 】)になります。
どうぞよろしくお願いいたします。
対象年齢:7ヵ月未満
診察日::金曜日(午後)
※診察には必ず予約が必要になりますので、お電話でお問い合わせください。
自治医科大学とちぎ子ども医療センター小児脳神経外科