へき地医療を学ぶ 地域医療を重視する本学ならではの授業

へき地医療を学ぶ

地域医療を重視する本学ならではの授業

国内研修 DOMESTIC TRAINING

1〜4年次選択科目
全国のへき地での研修を通じて、地域の人々の生活や看護や社会資源の現状を理解し、へき地における看護の特徴を学びます。

実施内容
国内
  • 小川 実久仁さん

    小川 実久仁さん栃木県立
    小山高等学校 出身

    へき地の医療者、
    地域の方との交流を通して

    研修先の医療者や住民の方の協力、先生方にサポートしていただきながら、この科目を通して、へき地での医療の必要性と看護の役割について学ぶことができました。住民の方や医療者からお話を伺い、地域の繋がりの強さや温かさを感じると共に、住民の密接な繋がりを活かした看護が行われていることを知りました。新型コロナウイルス感染症の影響で、オンラインでの研修となりましたが、充実した研修にすることができました。離島やへき地での医療を学び、様々な看護観に触れることのできる「へき地の生活と看護」という科目は、自治医大の魅力のひとつであると思います。

    ※2021年度に参加

  • 石塚 萌さん

    石塚 萌さん栃木県立
    栃木女子高等学校 出身

    医師や看護師の話を聞ける
    充実した研修

    2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響でオンラインでの研修となりましたが、研修先のへき地の方々の協力や先生方のサポートにより、へき地での看護の役割について学びを深めることができました。研修では研修先である島の住民の健康や生活に関わる統計データの分析を踏まえ、実際に島の方の話を伺いました。研修先のへき地に住む人々の

    ニーズを考え、医師や看護師の方の話からへき地医療の必要性を考えていくことで、現地へ赴くことができなくても充実した研修を行うことができました。全国でもへき地医療を学べる大学は数少ないと思いますが、本学のこの研修ではさまざまな看護観についても学ぶことができます。興味のある方は、ぜひ参加してみてください。

    ※2021年度に参加

  • 石塚 萌さん

    髙橋 里央さん東京都立
    八王子東高等学校 出身

    へき地の魅力を実感して

    私は香川県の直島で 3 日間研修に参加しました。離島というと遠い、寂しい、というイメージがあるかもしれません。しかし実際に行ってみて、健康福祉祭りへの参加や特定健診、歯科保健指導などの研修をさせていただき、住民の方々と関わっていく中で地域の人々の繋がりの強さ、温かさを身をもって感じました。

    この科目ではたった3 日間でもへき地での看護研修に加えて住民の方々との密接な交流ができ、その地域の魅力を体感することができます。へき地医療に興味がある人でもない人でも貴重な体験ができると思うので、入学したら履修することをお勧めします。

    ※2019年度に参加

研修の様子
国内

国外研修 OVERSEAS TRAINING

1〜4年次選択科目
アジア地域にある大学との交流を通して、異文化体験および発展途上国での医療・看護への理解を深め、国際的な視野を広げます。

マップ

2013年にはブータン医科大学、2018 年にはモンゴル国立医科大学への国外研修を開始しました。
2017年のカリキュラム改正にあわせて、国外研修は単位修得可能な選択科目となり、学びをさらに深めることができるようになりました。

ブータン医科大学との共同研究及び国際交流の5年間再更新の調印式(2019年8月)

▲ブータン医科大学との共同研究及び国際交流の5年間再更新の調印式(2019年8月)

JICA オフィスを訪問し、ブータンでの海外協力隊員の活動を学ぶ

▲JICA オフィスを訪問し、ブータンでの海外協力隊員の活動を学ぶ

民族衣装を着て、ブータン医科大学で催された学生との交流会に参加

▲民族衣装を着て、ブータン医科大学で催された学生との交流会に参加

モンゴル国立医科大学ダルハン校等の学部長が本学学長を表敬訪問

▲モンゴル国立医科大学ダルハン校等の学部長が本学学長を表敬訪問

遊牧民の生活を知る - ゲル(移動式住居)訪問

▲遊牧民の生活を知る – ゲル(移動式住居)訪問

  • 難波 桃子さん

    難波 桃子さん東京都私立
    日本大学鶴ヶ丘高等学校 出身

    ブータン国際交流(オンライン)を通して

    私は海外の文化や医療、看護に興味があり、国外研修に参加しました。オンラインではありましたが、学生同士や先生方と協力し、まるで対面で話しているかのような充実した国際交流となりました。準備も含めて 3日間の研修で、モンゴル国立医科大学の学生がどのような看護師を目指しているのか学習することができました。印象的だったのは、日本と異なる文化を持つモンゴルにおいて、学生達は社会状況の変化に応じた看護を提供するために、様々なことを主体的に学んでいるということです。研修を通して、自分では想像することができなかった海外の看護について知ることができ、将来の視野が広がりました。ぜひ、参加してみてください。

    ※2022年度に参加

  • 天野 未羽さん

    天野 未羽さん秋田県立
    秋田南高等学校 出身

    ブータン国際交流を通して

    私は海外の文化や教育、医療・看護に興味があったため、この研修プログラムに参加しました。5 日間の研修でブータン医科大学の学生や教員、JICA の方々等との交流を通して、ブータンの文化や教育、医療の現状を学ぶことができました。特にブータン医科大学の学生は、医療に関しての知識が豊富で、実習では点滴、採血を実際に行っているということが印象的で、学習者であり、かつ医療従事者の一員として責任を担っているということに感銘を受けました。

    看護の学習を進めていく上で、とても良い経験をすることができたと感じています。興味のある方は、ぜひ参加してみてください。

    ※2019年度に参加

  • 菊池 鈴奈さん

    菊池 鈴奈さん茨城県立
    下館第二高等学校 出身

    ブータン国際交流を終えて

    私は国際看護に興味があり、国外のへき地に住む人々の生活や医療の現状について学びたいと思い、このプログラムに参加しました。首都ティンプーには、高度な医療サービスを受けられる国立病院があります。しかし、交通の便が悪い遠隔地に住む人々は国立病院の受診が困難な状況です。そのため、地域の保健所は住民の健康を守る大きな役割を果たしていました。

    また、現地の看護学生は医療スタッフの一員としての自覚があることや、学習意欲が高いことに感銘を受けました。他国の文化や人々との交流を通して視野が広がり、自分自身が成長できるよい機会となりました。ぜひ、興味のある方は参加してみてください。

    ※2019年度に参加

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