看護学部 School of Nursing

看護学部

School of Nursing

卒業生VOICE

看護師、保健師及び助産師として活躍している卒業生が、学生時代に得たことや看護の現場での経験を紹介します。

看護師

只隈 美帆

只隈 美帆 さん

2015年3月卒業
栃木県立
栃木翔南高等学校 出身

自治医科大学附属病院
血液科 病棟


一人ひとりに寄り添い、
安心できる看護支援をめざして

実習で血液科の患者さんと関わらせていただき、抗がん剤治療や骨髄移植という辛い治療を行っている人を支援したいと思うようになりました。現在は、血液科病棟で治療の補助や日常生活の援助をしています。患者さんは、体だけではなく精神的な面でも辛さを感じています。患者さんへの関わり方や支援に悩むこともありますが、一人ひとりの患者さんとの時間を大切にし、少しでも辛い気持ちを緩和できる看護支援を探求していきたいと思います。

保健師

舘野 詩織

舘野 詩織 さん

2011年3月卒業
茨城県立
境高等学校 出身

下野市役所 高齢福祉課


個々に寄り添い、地域の健康づくりに
貢献できることが魅力

在学中のへき地での実習を通し、地域で生活する方々の持つ強い繋がりや想いから地域の強みを見出すこと、住み慣れた地域で安心して過ごすことの大切さを実感しました。各学科目の看護実習とは異なる貴重な経験が印象に残っています。その経験を糧に、現在は家庭訪問など個々の支援から地域の健康課題を把握し、健康づくりや介護予防事業に取り組んでいます。一人ひとりに寄り添い、その人らしい暮らしを支えるため多職種と連携して地域の健康づくりに取り組めるところが行政保健師の魅力だと感じています。

助産師

下村 歩

下村 歩 さん

2014年3月卒業
栃木県立
宇都宮中央女子高等学校 出身

さくら産院


妊婦さんに優しく寄り添う
姿に憧れ、助産師の道へ

子どもが大好きで、子どもと関わる仕事に就きたいと思っていた中、医療職であった母の影響もあり、自治医科大学に入学しました。周産期看護実習で出産に立ち会い、助産師の産婦さんへの声かけや優しく寄り添う姿を見て、助産師を目指しました。助産師の仕事は分娩介助だけではなく多方面から母子をサポートします。現在働いているクリニックでは健診からマタニティエクササイズ、産後ケアまで関わっています。これからも妊婦さんが安心して妊娠・出産・育児に臨めるように一人ひとりに合わせたサポートをしていきたいです。

教員・研究者

沼野 莉奈

沼野 莉奈 さん

2018年3月卒業
栃木県立
矢板東高等学校 出身

自治医科大学 老年看護学 助教


より良い看護について考え、
学び続ける

私は、認知症の祖父の介護経験があり、学生時代から老年看護学に関心がありました。患者さんの背景や思いに丁寧に寄り添うことを大切に、看護師として勤務しましたが、より良い看護支援を行うために看護の専門性を追求したいと思い、研究に対して興味を持ちました。現在、学生や大学教員、臨床指導者、院外の施設の看護管理者等の多くの方との関わりも日々の学びとなっています。自身の知見を深める努力を継続し、学生の成長の支援や研究活動を行っていきたいと考えています。