看護学部 School of Nursing

看護学部

School of Nursing

学部長メッセージ

小原 泉

自治医科大学

看護学部長小原 泉

人々の生活を看護の視点で捉えて行動し、
高度医療・地域の保健医療福祉に貢献する看護職を育成

 自治医科大学看護学部は、2024年4月で開設23年目を迎え、2000人近い卒業生を輩出して参りました。卒業生の多くは、看護師、保健師、あるいは助産師として保健医療福祉の場で活躍しています。へき地・過疎地域や途上国で地域医療に貢献している人や、大学院へ進学して専門性を一層磨き、高度実践看護職として現場の変革に取り組む人、大学教員となって教育や研究活動で実績を重ねていく人もおります。

 看護学は、健康上の課題をもつ人の生活を整えたり、人々が自らのもてる力を発揮して生きていくことを支えたりするための、実践的な知識・技術・態度を学ぶ学問です。本看護学部は、看護師、保健師及び助産師に共通する看護学を基盤とした統合的な教育課程を有しており、高度医療ならび地域の保健医療福祉に貢献できる総合力の高い看護職の育成を目的としています。教育課程の特長としては、看護の実践能力を高めるための実習を重視し、人間を理解するための教育をバランスよく組み合わせていることです。早期からの臨地実習、少人数教育、本学附属の病院に代表される高度医療の場から地域の保健医療福祉施設まで多様な場での実習などによって、学びを深めていきます。人々の生活を看護の視点でとらえ、今できることは何かを考えて行動していくために、看護を学ぶ意欲あふれる人が入学されることを心より願っております。