主な実習施設として、キャンパス内に自治医科大学附属病院やとちぎ子ども医療センターがあり、さらには都心に近い附属さいたま医療センターもあります。 多様な診療科をもつ高度な医療環境での実習が可能です。 また、本学部卒業の先輩看護師や、看護学部臨地教授等の称号を付与された教育能力の高い看護師から実習指導を受けることができます。
看護職約1,400人、病床数1,132床、診療科47科を有し、地域医療確保の先駆的な役割を担うとともに、充実した臨床教育の場としての環境を整備しています。
全国でも数少ない大学病院併設型医療センター。大学病院関連各科のエキスパートとの連携により高度専門小児医療の提供を実現しています。
社会生活面も含めた多角的・全人的な総合的診療と高度医療を提供し、地域医療に貢献しています。
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看護学部校舎から徒歩3分
主な実習先である自治医科大学附属病院やとちぎ子ども医療センターは、本学部と同じキャンパス内にあり、実習の際に通学にかかる負担もなく、実習に専念することができます。
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先輩看護師が身近にいる環境
主な実習先である上記の附属病院等には本学部を卒業した現役の看護師が多く活躍しています。看護実習の際には、同じ学部を卒業した先輩はとても頼りになる存在です。
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学内の附属病院と地域のさまざまな施設での実習
1年次の6月から実習を始めて看護実践への関心を高め、2~3年次には学内施設の大学附属病院から地域にある保健施設や福祉施設へと実習の場を広げ、4年次の「総合実習」に発展していきます。県内外に確保された多数の実習施設と本学部が密に連携を取り、包括的な視野と確かな看護実践能力を身につけることができます。
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「臨地教授等制度」による手厚い指導体制と高い指導力手厚い指導体制と高い指導力
実習教育に協力する医療機関等において、優れた看護職に臨地教員という称号を付与する制度=「臨地教授等制度」を設け、本学部の教員と医療現場の看護職が連携を強化して実習指導をしています。また、実習先で指導する看護職を対象とする研修会を実施し、本学部教育への理解を深めた上で、看護実践現場での学生への的確な指導を行っています。
1年次
6月に1週間の附属病院での初めての実習。
看護実践の基礎を習得。
前学期
後学期
2年次
1か月の附属病院での病棟実習。
看護実践の基盤を固める。
前学期
後学期
3年次
附属病院での病棟実習。地域の保健施設や福祉施設などでの実習。看護実践の幅を広げる。
前学期
後学期
4年次
進路を見据え、自己の実践課題に基づく実習。総合実習と連動する看護総合セミナーで研究レポートを作成。
前学期
後学期
天川璃々香さん栃木県私立
真岡女子高等学校 出身
3年次の「附属病院での実習」は、患者さんの役に立てたと特に実感した印象深い実習でした。周術期の患者さんを受け持ち、初めての手術に不安な患者さんに必要な看護とは何かを試行錯誤しながらケアを実施しました。最終日には患者さんから感謝の言葉をいただき、一人ひとりに必要な看護を考える大切さを実施しました。今後も患者さんに寄り添った看護を継続していきたいです。
さまざまな分野の看護実習があり、患者さんを多角的な視点で捉えることができました。また、患者さんにどのような関わりをすれば安心・安全に過ごすことができるのかを考える力が身についたことが、何よりも自分自身が成長できた点だと感じています。臨床指導者の方や先生方からの実習中の指導も自身の視野を広げ、深い学びにつながったと思います。
菅谷大輝さん栃木県私立
宇都宮短期大学附属
高等学校 出身
「成人期長期療養実習」は患者や家族にとって最善の看護とは何かを考え実践し、自身の成長と看護のやりがいを最も感じた実習です。自己免疫疾患と長期間闘病を続ける患者様を受け持ち、苦痛を緩和できるよう考えてケアを実施しました。実習最終日に「立派な看護師になってね。ありがとう。」と患者様が笑顔で伝えてくださったことが心に残っています。より看護師を目指して頑張りたいという思いが強くなりました。
実習を通して看護の実際を経験することで、看護師になりたいという思いが高まったことです。2週間、患者様と深く関わることで、授業だけでは学ぶことのできなかった人との関わりの中で行う看護の喜びとやりがいを実感できました。また、先生方の指導により自分だけでは気付くことのできなかった改善点や強みを知ることができ、自身の成長につながったと実感しています。
藤原 美怜亜さん岩手県立
盛岡第二高等学校 出身
「成人期長期療養看護実習」は、看護観を深く考え、自分の成長を感じた一番印象に残っている実習です。抗がん剤の副作用に悩む患者様を受け持ち、苦痛を軽減できるように考えてケアしました。実習最終日に患者様に「ありがとう。素敵な看護師になれるから頑張ってね。」と笑顔で伝えていただいたことが嬉しく、今後辛くても頑張ろうと思うことができています。
実習を通して自己の課題や強みを見つけ、内省し続けることで、看護師としての人間性を養うだけでなく、自分自身の成長にもつながりました。患者様と関わる中で患者様の笑顔が日に日に増えていく姿を見て、看護師を志してよかったと何度も感じました。また、実習で多忙な時期に学生食堂で栄養満点の食事ができたり、学生寮の友人と支え合えたりしたこともよかったです。
若林 里実さん埼玉県私立
淑徳与野高等学校 出身
神経難病で多くのケアを必要とする患者様を受け持ち、2 週間でたくさん関わることができました。実習最終日に「絶対にいい看護師になれるから頑張ってね」と私の手を握り、患者様が涙ながら伝えてくださったことが印象的でした。今後辛いことがあっても思い出して頑張ろうと思える程、私にとって大きな原動力となっています。
学生寮での生活の中で、友だちと支え合いながら看護実習を乗り越えることができたことです。大学の敷地内に病院や図書館があるため、実習が終了次第すぐに記録の整理ができたこともよかったと思います。また、実習を通して自分の強みや改善するべき点を先生方にご指導いただき、認識できたことが自分の成長につながりました。