第52回日本肩関節学会学術集会ならびに第22回日本肩の運動機能研究会が、2025年10月10日(金)・11日(土)に福岡国際会議場にて開催されました。
自治医科大学関連病院からは下記の演題発表を行い、活発な討論を行いました。
・ブタ腱板広範囲腱板断裂モデルに対する自家膝蓋腱移植術の有用性.笹沼秀幸(とちぎメディカルセンターしもつが)
・上腕骨近位端骨折続発症に対するrTSAの治療成績.才津旭弘(芳賀赤十字病院)
・非観血的肩関節授動術に対する頸椎神経根ブロックの合併症.飯島裕生(とちぎスポーツ整形外科クリニック・石橋総合病院)
・凍結肩における疼痛の認知・情動的側面が関節可動域に及ぼす影響.倉品渉(とちぎメディカルセンターしもつが)
・胸郭出口症候群患者における斜角筋剪断弾性率の特徴.村山俊樹(石橋総合病院)
・上肢パフォーマンステストと投球障害の関連について.宇賀神允(石橋総合病院)
・凍結肩に対する授動術後の可動域改善パターンと術後成績の関連性.三田和輝(石橋総合病院)
学会初日の夜には自治医科大学関連病院による懇親会が開催しました。同門会から飯島裕生先生(とちぎスポーツ整形外科クリニック)、西頭知宏先生(博多メディカルクリニック)、松崎俊介先生(鹿児島生協病院)をはじめ、計14名が参加し、和やかな雰囲気の中で意見交換を行いました。
当教室では、医師・コメディカルが一体となって学術活動に取り組んでおり、若手医師の研究・学会発表を積極的に支援しています。今後も学術活動を通じて、診療・教育・研究のさらなる発展を目指してまいります。