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第14 回 Jichi Joy Café 「キャリア継続のための育児事情」開催報告 

日時:2021年10月6日(水)、17:30-18:30  ZOOM オンライン開催

今回は「キャリア継続のための育児事情~子供の預け先どうしてる?~」というテーマで、小形幸代先生の司会のもと、まず最初に、石川由紀子先生、加藤梨佳先生、小形先生からテーマに沿ったプレゼンテーションをしていただき、その後フリーディスカッションを行いました。

プレゼンテーション: 自治医大の保育事情- 最近の動き(石川 由紀子 先生、キャリア支援センター副センター長)

プレゼンテーション: コロナ禍での育児と仕事の両立  (小形 幸代 先生、キャリア支援センターアドバイザー)

詳しい活動報告はこちらから

自己紹介&フリーディスカッションでは以下のような感想がありました。

【医師・研究者キャリア支援センターのとりくみについて】
・子育てに関して支援をしようという取り組みがされていることが良く伝わってくる内容であったので、
こちらのモチベーションもこれからがんばろうという気にさせられるもので良かった。

・子どものサポートだけでなく、子どもを見る保護者のサポートも必要だと思った。

・仕事に復帰するための支援ももちろんであるが、キャリアアップの支援もあると有難いと思った。

【コロナ禍の育児について】
・小学校低学年のオンライン授業というのは親の関わりがすごく大変なんだなと思った。また、家で見られる人は良いが、
学童などに行ってしまうとなかなか手厚いことはできないので「学び」の差が生まれる可能性もあり、そういうことも考えないといけないのかなと思った。

・ネット上の掲示板のようなものに、育児や家庭の困り事を書き込んで、それを見た方が「こうするといいんじゃない」みたいなことを書いてくれると良いのではないかと思った。

【育児支援について】 
・子どもが来年から小学生になるのでいろいろと不安がある。小学生になってからでも使えるサポートも何かあると良いと思った。

・自分が子育てをしているときにはまだ自治医大に病児保育がなく、市の施設に預けていたが、今は大学の中にあるというのは非常に有難いことだと思っている。

・保育園も例年夏休み明けから大体一杯になってくるが、人口の多い自治体では既に抽選になっているという話を聞いた。やはり、9月から3月、特に1月から3月は入りづらくなることが多くなるので、院内保育園のニーズは高いのではないかと思う。

・わかくさ保育園も定員を増やしていただいたので、現状では下野市外の職員も入所できているようであるが、9月以降も入所できるかどうかを見守っているところである。

【病児保育について】
・病児保育は働く人にとって非常に大切で、要望を出そうとしていることが実現されると本当に良いと思った。病児保育が良い方向に行けば、医師だけでなく看護師さんも働きやすくなるのではないか。

・自治医大の病児保育に関しては、某自治体の施設と比較すると、受入れの基準が厳しく(熱が39℃まで、こういう病気は不可等)預けられる児童の範囲が狭いので、ちょっと使い難いと感じている。施設を充実することによって受入れの範囲が広がると有難いと思っている。

・そのへんのことについては感染制御部の先生にも意見を聞いてみたいと思う。

・受入れの基準については各施設ごとにその施設の事情で決めている。自治医大の院内の施設であれば、医師がすぐ駆け付けられるという利便性を生かして、かなりハードルを緩くして利用者が困らないように出来たらよいと思う。

・自分は何度かここの病児保育を利用しているが、一対一の保育で、しかも個室でかなり細かいところまでメモを取っていただけるのでとても満足している。感染対策について、感染制御部の先生に見てもらうのは的確なアドバイスがいただけると思うので大変良いことだと思う。

・医師以外の職種の病児保育の利用者が少ないのは金額の面もあったと思うが、今年度から値下げしたので、その辺の広報は必要かもしれない。