支援内容

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  2. 育児支援
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育児短時間勤務制度(男女)・育児時間 (特別休暇)

小学校就学の始期に達するまでの子を養育する医師・歯科医師(男女共)の勤務の特例措置として、週20時間の短時間勤務が選択できます。職員としての身分も保証され、1年毎の更新により継続できます。また、育児時間の制度が導入されています。

育児・介護休業法(厚生労働省)

育児短時間勤務制度(週30時間勤務)

国で定められた制度です。夫婦ともに希望することができます。

[対象者]  全教員・医師・歯科医師、全職員
1日の所定勤務時間が6時間を超える者
*注:有期限職員のうち次のいずれかに該当する者は申し出ることができない。
(1)雇用期間が1年未満の者
(2)1週間の所定勤務日数が2日以下の者
[取得可能期間]  子の3歳誕生日前日まで
[勤務免除時間] 所定勤務時間の始め又は終わりにおいて、1日を通じて30分単位で2時間まで。

育児短時間勤務制度(週20時間勤務   医師・歯科医師

自治医大の独自の制度です。子どもを養育する男女医師の勤務特例措置として、週20時間の短時間勤務が選択できます。正規職員としての身分も保証され、1年毎の更新により継続できます。また、短時間勤務者へ面談を実施し、常勤へのスムーズな移行を図っています。勤務内容については各医局でそれぞれコーディネイトしています。

[対象者]  医師または歯科医師免許を有するすべての教員、附属病院医師、歯科医師(病院講師、病院助教およびレジデント(研修医))
[取得可能期間]  子の小学就学前まで(所属長が特に必要があると認めた場合は、小学校3年修了まで)
[勤務免除時間] 1週間の勤務時間が20時間となるよう、1日8時間または4時間の勤務を組み合わせる。

育児短時間勤務制度(週30時間勤務    医師・歯科医師)

自治医大の独自の制度です。子どもを養育する男女医師・歯科医師の勤務特例措置として、週30時間の短時間勤務が選択できます。正規職員としての身分も保証され、1年毎の更新により継続できます。また、短時間勤務者へ面談を実施し、常勤へのスムーズな移行を図っています。勤務内容については各医局でそれぞれコーディネイトしています。 

[対象者]  医師または歯科医師免許を有するすべての教員、附属病院医師、歯科医師(病院講師、病院助教およびレジデント(研修医))
[取得可能期間]  子の小学就学前まで(所属長が特に必要があると認めた場合は、小学校3年修了まで)
[勤務免除時間] 所定勤務時間の始め又は終わりにおいて、1日を通じて30分単位で2時間まで。

育児時間(特別休暇)

国で定められている制度です。  

[対象者]  女性教員・医師、女性職員
[取得可能期間]  子の1歳誕生日前日まで。
[勤務免除時間] 1日2回、1回につき30分。

制度の併用について

  1. 育児時間+育児短時間勤務は可能です(ただし1日最長2時間まで)。
  2. 育児時間+育児短時間勤務(週20時間)は可能です(ただし育児時間の取得は1日の勤務時間が4時間の日にあっては1回30分間まで)。
  3. 育児短時間勤務+育児短時間勤務(週20時間)はできません。

利用者からのメッセージ

この制度がなければ復職できなかったので、とても感謝しています。この冬、子どもがインフルエンザの時、私だけでなく夫も介護休暇を使って休みがとれたので、私も少ない休みで仕事ができたので、助かりました。

妻の職場復帰(産後3ヶ月で)、長男の保育園待機の状況を短時間勤務のおかげでなんとか乗り切ることができました。

平日の自由になる時間があるということは大変有り難く、おかげで3人の子どもを育てながら、仕事を続けて来られました。

育児期間でも充分にキャリアをのばせる環境があります。

育児、家事、仕事すべてに余裕がある状態でいられます。きちんと制度化されているので同僚に対しての気がね、申し訳なさが軽減しました。

循環器内科では、2人の女性医師が出産後に短時間勤務制度を利用して復職しております。もしこの制度がなければ、2人とも大学病院に常勤として復職するのは難しかったと思います。ただ制度があっても、上司や同僚の理解がなければ普及していかないのもまた事実です。当科では、2人に初診、心エコー、心臓リハビリテーションなどを担当していただき、大変助かっております。ここにはお互いに感謝の気持ちが存在します。この活動を通して、職場環境の改善につながっていけばと思います(男性医師)。

短時間勤務を利用したことで、子供の日々の成長を楽しみつつ、医師を続けることが出来たため、大変満足しています。ブランクを最小限に留めたことで、スムーズに常勤復帰ができ、さらに、マイペースながら医師として成長出来ている自分を実感することができました(女性医師)。

半年間、短時間勤務で血管撮影や外来中心に勤務をさせて頂きました。大きな労働力なれずもどかしい気持ちもありましたが、周囲の先生方のご理解もあり病棟を離れ血管撮影などに配置して頂いたことは、自身の技術を向上させ今後につないでいける仕事の形態であったと思います。常勤へ復帰後は、子供の急な発熱などがある中で家族と周囲の理解のおかげで専門医試験という目標もクリアできました。仕事は一生懸命、休みは子供と思い切り遊ぶ、を目標に今後もスキルアップを目指したいと思っています(女性医師)。

育児支援制度利用教職員の声