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  2.  240111_保育ルーム「あいりす」サポート会員懇親会を開催しました

   

2024年1月11日(木)に保育ルーム「あいりす」サポート会員懇親会を開催しました。

保育サポート会員は、会員になるための研修を終了した方で、保育ルーム「あいりす」の利用者に対して、保育士・看護師と連携して保育のサポートを行う地域の皆さんです。

『サポート会員懇親会』は、当センターアドバイザーによる健康に関する講話をメインに、保育ルームの運営にご協力頂いているサポート会員の皆様とセンター教職員との交流を深める場として例年行っています。新型コロナウィルス感染防止の観点から長らく休止としておりましたが規制緩和の方針を受け、2023年度は「あいりす」の園医 中村 幸恵先生(小児科学)にご講話いただきました。

サポーター以外のお仕事をされている方もおり、全員が集まるのは中々難しい状況の中、14名ものサポート会員さんにお集まりいただき、医師・研究者キャリア支援センター職員、看護師、保育士の皆さんも含め、総勢29名が参加しました。

懇親会は小宮根 真弓センター長のご挨拶からはじまり、センター職員・看護師・保育士のご紹介、中村先生の講話へと続きます。

講話は『小児救急医療』をテーマに、実際に起こり得る様々なケースにおいて「私たちは現実的にどの程度対応できるものなのか」「何をすべきか」「何故このような事故が起こってしまったのか」など、中村先生ご自身が経験なさった過去の事例や、実際にあった身近な事例を交えながら、分かりやすく解説していただきました。

講話後の質疑応答では、高熱時の受入判断など「病児保育」に関する様々な質問について中村先生にご回答いただき、各々が抱えていた疑問点を解消することができました。

質疑応答を終え、サポート会員の皆様へ来年度に向けたお知らせと写真撮影を行い、亀田 美智子園長のご挨拶をもちまして閉会となりました。

今回の懇親会では、子どもの好奇心からくる予測不能な行動は時に重大な事故を招くことがあり、いつ誰に起こっても不思議なことではないということ、また、大切なお子さまをお預かりする上で「小児一次救急」に関する知識の有無は大変重要なことだと改めて感じました。
今後も「救急蘇生講習会(BLS)」による技術定着ともに知識のアップデートも出来るよう、当センターが継続的にサポートしていきたいと思います。