現在、イギリスリーズへの留学開始から2か月が経過し、ようやく生活にリズムが出てきて、イギリスで暮らすという状況に慣れてきました。研究も今まで経験してこなかった基礎、AI、Deep Learningなどを用いた研究を中心に日々行っております。臨床はイギリスゆっくり事務手続きのため、いまだに、感染対策が必要な処置(手術などの臨床手技。問診などは可能)に参加する許可がおりていません。。。。もっぱらデスクワークの日々ですが、これもいい経験で充実しているため、プラスにとらえております。
今回は、イギリスの賃貸事情について私見でご報告させていただきます。 私は、家族(妻+5歳、3歳、1歳)帯同での留学ということで、住居環境を留学前に必要な重要な点としており、留学が決まった段階から少しずつ行動を開始しておりました。
ロンドンなどの大都市では日系不動産会社もいくつかありますが、リーズなど地方都市は都市に根付いた日系不動産はおらず、ロンドンなどの不動産会社経由で事前に下見やオンライン内覧を行うか、渡英後ホテル暮らしをしながら賃貸物件の契約を行うか、大学や病院の寮・宿舎などが借りられれば短期間借りて(私の場合は最大2か月借りられるところが偶然空いたため、1か月契約しました)、その間に物件を探すことになります。
ちなみに、ロンドン含めてイギリスの賃貸物件の相場は上昇し続けており、大学寮ですら1か月1,100£(20万円程度),賃貸の相場はそれ以上になります。一方で、基本的に家具付き(洗濯機、冷蔵庫、ベッド、棚、机など。物件によりますが。)の物件が多くを占めるところはありがたいところです。
家賃だけでもテンション下がりますが、仲介を不動産業者に頼むと内覧を行うにあたり、出張費、交通費、2日間にわたれば宿泊費なども自分持ちになりますので、出費が信じられないぐらい高額になっていきます。日本のように家賃1か月分の手数料+税金(家賃相場が高いため、この金額も信じられない値段になります)をとる形式の不動産会社も多いため、英語が得意な方は自力で物件の契約を行うか、現地の知人を頼りにすることで、できるだけ出費を抑える方法になります。日系の大手不動産業者だけではなく、最近は個人事業主で賃貸の仲介をしてくれる業者もいるため、出費を抑える(リスクも伴う可能性はありますが)には様々な選択肢がありそうです。
一方で不動産事情は、日本とだいぶ異なり、イギリス現地の不動産業者(日系の不動産業者はあくまで現地不動産業者との仲介が多いかもしれません)は、あくまで物件の紹介を本当に仲介だけで、契約、家賃交渉、入居日、入居期間などは基本的に大家と直接交渉になります。私のように1年未満の物件探しはなかなか、難渋する可能性があるので、事前に動き出すのが無難です。私も、何とか11か月契約(9か月以降の途中解約可能を契約書に記載)で契約しましたが、支払いは初回に初期費用+家賃全額(11か月分)一括払いとなり、一気に留学準備資金の1/3ほどがとびました。契約後もいざ入居してみると、部屋の鏡が落下して割れている、オーブンが壊れていて使えない、水漏れする、シャワーが熱湯か水しかでないなど、トラブル多々ありましたが、現地不動産は関与しないので、大家に直接電話やメールをしてひたすら修理の交渉をします。2か月たった現在もシャワーやオーブンなどいくつかのトラブルは改善されてないので、週に1回は催促の連絡をする必要があります。このまま、帰国まで直らないかもという予感さえしてきています。。。。(笑)
苦労した分、学んだことも多いため、今後イギリス留学をご検討の方がいれば賃貸物件相談にのれそうです!
教会をリフォームした物件(5世帯ほどの居住スペースがあります)の1区画に現在住んでいます。