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第15回 Jichi Joy Café 「育児とキャリアの継続」開催報告 

日時:2022年7月22日(金) 12:00-13:00  ZOOM オンライン開催

今回は「育児とキャリアの継続」というテーマで、小形幸代先生の司会のもと、まず最初に小形先生からセンターの活動紹介をしていただき、その後、産婦人科の篠原美樹先生に「若手~中堅の医師のキャリア形成について」という内容で講話をいただきました。最後に参加者の自己紹介と、コメント&フリーディスカッションを行いました。

センターの活動紹介: (キャリア支援センターアドバイザー 小形幸代先生

講話: 「若手~中堅の医師のキャリア形成について」 ( 産婦人科 篠原美樹先生)

詳しい活動報告はこちらから

開催後のアンケートでは以下のような感想や意見がありました。

講話の中で参考になったことや印象に残ったことを教えてください。

・サポートがあることの重要性、逆にいうと家族の支援が得られない環境は大変だろうと思いました。

・20時間勤務だと手術に入れないが、30時間勤務だと入れること。時間外業務は交代医師が確保されている環境。さまざまなサポート環境を整えている医局に魅力があるから医局員62名というマンパワーがあると思いました。

・子育て中のキャリア形成について医局全体の課題として取り組んでいる点が画期的だと思いました。私のいる埼玉県の地域の病院では、時短や育休をとった分だけ他の医師に皺寄せがいく仕組みになっており、今年度は医師数の多い病院に派遣してもらって、子どもが熱を出した時には他の医師に診療を依頼できる環境にいます。 今後秩父地域の派遣先に戻って派遣医師の中では後輩を指導する立場になった時、時短や育休を必要とする人がいればサポートしたいと思いますが、子育て中の医師がキャリアを両立するためには、医師の絶対数を増やす事が必要であり、なかなか難しいと思いました。

・産婦人科の医局では、個人の目標を少なくとも医局長とは共有していることに驚きました。いわゆる「ワンオペ」という状況だと思いますが、大変な中でも専門医の取得やその後の目標を定めておられ、感銘を受けました。

・それぞれの診療科において同じ悩みを抱えていることがよくわかりました

・産婦人科の時短勤務対応について

・自分のキャリアの目標をもつということがまず前提にもつことの大切さが印象に残りました。育児中、あるいはこれから育児をするかもしれない若手医師に是非聞かせたいと思いました。

 

【フリーディスカッションで参考になったことや印象に残ったことを教えてください。】

・診療科によってサポート体制が異なる状況が相互に知られていない、情報の非共有状態

・若手の女医さんが出産や子育てをしながら専門医取得やキャリア形成を頑張ってらっしゃる姿に感服しました。それ以外にも先生方の振り返る話もとても興味深く、いろいろな働き方があるのは組織として必要なんじゃないかと思いました。

・子育て中の医師がどのように妊娠、出産、育児、仕事をされてきたのかという話を聞くことができて良かったです。

・他の部署で、育児世代の方々の勤務形態の希望がさまざまであることやが分かった。他の部署で医局の方がそれぞれのキャリアの目標および勤務形態の希望などのヒアリングを行って調整されていることはとても素晴らしい取り組みだと思いました。

 

【篠原美樹先生へのメッセージがございましたらお書きください。

・いまのご苦労があとで活きてくると思います。頑張ってください。

・わかりやすい内容と綺麗なスライドで、素晴らしい講演でした。ありがとうございました。

・子育てをしながら専門医を取得され、第一線で働き続けられていて、敬服致します。 子育ては予定通りにいかない事が多く、仕事との両立を挫折しかける事もありますが、目標を立てて実行されている先輩方のお話は、非常に励みになります。貴重なお話をありがとうございました。

・本日はありがとうございました。子育てをしながら第一線にいることはとても大変だと思います。今後の御活躍を祈念申し上げます。

・忙しい中発表を快く受けていただきありがとうございました。

・経験者のお話ほど当事者にとって参考になるものはないと思います。これからも経験者として様々な形で発信していってほしいと思います。ありがとうございました。

・きちんと中断せずキャリアを積まれていて素晴らしいです。

・大変悩んだ時期もありながら、その結果自分の目標をもって、育児や家事に関してもサービスを使いながら、両立されている姿は後輩医師の励みになると思います。ご講演ありがとうございました。