卒後臨床研修センター
設立経緯
平成16年度からの新臨床研修制度施行に伴い、2年間の臨床研修期間における一貫した研修プログラムの作成と実施、並びにその管理と評価を行うことを目的に卒後臨床研修センターが設立されました。
平成21年度の臨床研修制度の改正に伴い、研修プログラムの見直しを図り、既存の基本プログラムに加え、小児科及び産科プログラムを設定しました。以降、研修医のニーズに合わせたローテーション管理や初期研修後の対応等に努めております。
また、研修医確保強化策の一環として、全国の医学生を対象にした春季・夏季セミナーを開催、採用後のスキルアップを目的とした各種セミナーの開催、居住環境の整備、指導医の処遇改善などに取り組んでおります
組織及び構成
病院長直轄の組織として、臨床研修管理委員会を開催し、臨床研修全体を運営・実施・指導しており、全ての研修医は卒後2年間、当センターに所属します
研修医数
初期研修医数 108名(2022年4月1日現在)
研修医の出身大学
2018年度~2022年度「全国57大学」
北海道大学、旭川医科大学、弘前大学、山形大学、秋田大学、岩手医科大学、東北大学、東北医科薬科大学、新潟大学、信州大学、群馬大学、山梨大学、富山大学、金沢大学、金沢医科大学、福井大学、福島県立医科大学、筑波大学、千葉大学、
埼玉医科大学、獨協医科大学、自治医科大学、北里大学、東海大学、帝京大学、昭和大学、東京大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学、杏林大学、東京医科大学、東京女子医科大学、日本医科大学、順天堂大学、浜松医科大学、愛知医科大学、京都大学、京都府立医科大学、関西医科大学、鳥取大学、島根大学、
川崎医科大学、徳島大学、香川大学、九州大学、福岡大学、久留米大学、産業医科大学、長崎大学、大分大学、宮崎大学、熊本大学、鹿児島大学、琉球大学、復旦大学(中国)、モスクワ第一国立医科大学(ロシア)、
初期研修の概要
- 自治医大附属病院は30年以上前からローテート研修を行っている経験・実績があります。
- 自治医科大学附属病院卒後臨床研修プログラムには各研修医の希望に応じて多くのローテーション・パターンがあります。
- 総合的な臨床能力の習得を目指します。
- 新専門医習得に必要な経験を積むことが出来ます。
- 研修医向けセミナーが多数開催され、研修医から好評を博しています。
後期研修(専門医制度)の概要
自治医科大学では19領域において研修プログラムを準備しております。
専門医制度では、基本領域とサブスペシャルティ領域の二段階制度となり、初期研修終了後に基本領域の専門医を取得、その後サブスペシャリティの専門医を取得する仕組みになっています。
初期研修医採用状況
採用年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
---|---|---|---|---|---|
募集定員 | 58 | 59 | 58 | 59 | 58 |
マッチング数 | 32 | 43 | 58 | 45 | 50 |
採用者数 | 42 | 54 | 61 | 47 | 56 |
シニア進級者 | 27 | 28 | 38 | - | - |
シニア進級率 | 77.1 | 56.0 | 71.7 | - | - |