育児支援・周産期医師支援

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自治医大では、医師の就業継続支援、復職支援を行う、「医師・研究者キャリア支援センター(旧女性医師支援センター)」が開設されています。安心して産み、育て、働き続ける事ができるよう、様々な支援プログラ ムが用意されています。また文部科学省の事業として、周産期医療に携わる人材を養成するため、周産期教育部門(Jichi Perinatal Educa1on Center: JPEC)を創設し、若手医師・ 女性医師の雇用・教育支援を行っています。詳しくは、それぞれの当該ホームページをご覧ください。

▶︎ 自治医科大学医師・研究者キャリア支援センター
▶︎周産期医療環境整備事業(JPEC)

支援者の声

現在1歳の男の子の育児をしながら短時間勤務で働いています。勤務時間内で仕事が完結できるよう外来のみで働かせていただいているので、保育園の送迎や夕食作り等家事育児と両立することができ大変有難く思っています。妊娠中も症状に合わせて働き方を調整して下さいました。育休から復職の際は、知識や感覚も忘れ、育児もまだまだ分からないことが多く両立できるか不安でいっぱいでしたが、親身に教えて下さる先輩や後輩、同期の先生方のおかげで徐々に不安はなくなり、今は楽しく仕事をしています。また、育児と両立されてる先輩先生方や、利用できる制度やそのための必要書類等に詳しい頼りになる医局秘書さんの存在はとても大きな支えとなりました。日々忙しい大学病院でも子育てしながら働ける環境を作って下さる、温かい医局です。

神永 恭子

寄稿時点で4歳、2歳、11か月の3児の母です。
週30時間の勤務というフレックス勤務制度を利用しています。当直は現在免除していただいています。
朝起きない息子たちの準備に時間がかかるため少し遅めの始業、保育園のお迎えの準備に合わせて早めの終業です。
外来診療、入院診療、手術の順に対応する時間が長いです。3回産休・育休が密に続いたため復帰後は現場での初動が遅くなりがちです。当日受診の対応に当たることが多く、受診を決めて、終業時間までの対応で申し送りすることも多いです。終業時間を過ぎて対応を継続しなくてはいけない日もありますが、終業予定時間を超えた分の支払いも受けています。
家庭では夫と家事を分担し、休日は子供たちの体力づくりでお出かけをします。
今後は子供たちが大きくなったら、休日日中の当直から復帰したいと思っています。

淺野 歩未

入局後、2度の出産をし、それぞれ育児休暇をいただいた後、現在は関連病院の短時間勤務制度を利用して勤務し、サブスペシャリティの取得に向けて、経験を積ませていただいています。
医局には育児をしながら働いている女性医師も多数いるため、育児についても気軽に相談しやすく、とても心強いです。また、夜間・休日は当直体制のため、呼び出しがなく、家族との時間も大切にすることが出来ています。
キャリアについても諦めず、育児と仕事の両立を続けたいと思います。一緒に働きましょう。

小林 由香子

私は入局2年目に出産し、約1年の育休を経て現在関連病院でフルタイム勤務をしております。妊娠中は、体調にあわせて手術や当直業務等ご配慮いただき、安全な妊娠生活を送ることができました。復帰後は自身をなくした時期もありましたが、理解を示してくださる先生方が多く、自分のペースで感覚を取り戻すことができました。現在は、職場の先生方や家族の協力を得て、産婦人科専門医取得を目指して仕事に育児に奮闘しています。育児中の女性医師(特に最近は若手ママ)が多い医局で、相談しやすい環境や両立に向けた体制が整いつつあると思います。ぜひ一緒に働きましょう。

小林 亜美

現在、子供を1人育てながら短時間勤務制度を利用して働いています。
育児休暇中に産婦人科専門医を取得し、復職後は主に婦人科で勤務をしています。
初めての育児や家事・育児と仕事の両立は不安も多かったですが、医局全体でサポートしていただけて、とても充実した日々を送っています。
子持ちの女性医師も多く、仕事や育児について気兼ねなく相談できますし、短時間勤務制度でも働き方は様々で、個々のライフスタイルにあわせて働くことができるのも魅力だと思います。ぜひ一緒に働きましょう。

篠原 美樹

私は社会人を数年経験後、医学部へ学士編入し、2015年に自治医大産婦人科に入局しました。年齢も重ねていた上に、当時9ヶ月の子供がおり、本当にやっていけるのか正直不安もありました。しかし、諸先生方に支えて頂き、育児短時間勤務制度を利用しながら2021年現在も楽しく充実した仕事をさせて頂いています。仕事面でも子育ての面でも、悩みがあったら直ぐに相談できる医局内の雰囲気は、とても有難く素晴らしいものだと実感しています。ぜひ皆さん、一緒に働きましょう。

杉山 瑞穂