入局者の声

明確な進路のない私は、様々な出身大学の人と切磋琢磨できる自治医大での初期研修を選択しました。 自分に合う診療科は見つかるのかと日々模索する中で、友人の誘いから、全国規模の産婦人科勉強会に参加し、少しずつ産婦人科領域に惹かれていきました。 お産の現場は、残念ながら、おめでとうだけが当たり前に存在する場所ではなく、時に厳しい状況にも遭遇します。現実を知れば知るほど、そのような環境下で自分は頑張っていけるのだろうかと不安が募っていくばかりでした。そんな中、実際に産婦人科で数ヶ月間研修させていただいて、ここの先生方となら頑張っていけるかもしれない、何より一緒に働きたい、そう思えたことが、産婦人科の道に進むことを決断した最大の理由です。 産婦人科に興味はあるけれど、やっていけるか不安に思っている方は少なからずいると思います。自治医大産婦人科はそんな方の力になれる医局だと思っています。是非一緒に働きましょう。お待ちしています。

2024年度入局 小野 悠仁

わたしは栃木県出身で、自治医科大学を卒業し、2年間の初期研修を行い、産婦人科に入局しました。  正直、学生時代はピンときていなかった診療科でしたが、研修を通して産科・婦人科・生殖それぞれの分野に魅力があり、また産科は唯一「おめでとう」を言うことのできる診療科で、非常にやりがいを感じ専攻しました。  当医局はアットホームで雰囲気が良く、教授をはじめ先輩方がとても教育的で、安心して研修できる環境だと思います。またOn/Offの切り替えがはっきりしている点もメリットだと思います。  わたし自身、体力や適性に悩み不安を抱えての専攻でしたが、周りに支えられ助けられ、現在産婦人科医としての1歩を踏み出すことができました。産婦人科に興味がある方、もちろんそうでない方も、ぜひ一度気軽に見学にいらしてください。

2024年度入局 田村 亜理沙

自治医大のある下野市出身です。自治医科大学卒業、初期研修を行いました。産婦人科に興味を持ったきっかけは、臨床実習でお産や緊急帝王切開に立ち会ったことです。生命の誕生の喜びの瞬間や、緊急帝王切開での緊迫した雰囲気の中での素早く確実な手術を見学し、お産に関わりたい!と思って産婦人科を選択しました。 自治医大卒業のため入局後すぐから芳賀赤十字病院で勤務しており、病棟業務から外来、手術まで幅広く地域の方々の診療に関わらせて頂いています。指導医の先生方から温かいご指導を頂き、入局して全く何も分かっていなかった状態から日々成長させていただいております。 緊急対応などもたくさん発生する診療科であり時には大変な日もありますが、充実した日々を過ごしております。同期や近い学年の先生も多く、少しでも相談事があれば気軽にお話できて良い環境の医局だと思います。少しでも興味があれば相談に乗ってくれる方がたくさんいます。ぜひ見学等をお待ちしております。

2023年度入局 石垣 汐理

私は栃木県佐野市の出身で、群馬大学を卒業後、群馬県内の市中病院で初期研修を行い、自治医大の産婦人科に入局しました。妊娠・出産という人生の一大イベントに関われるだけでなく、手術・癌治療に携われたりと診療の幅広さに魅力を感じ産婦人科医になりました。 私は初期研修中に出産をしたため、子育てとの両立が入局する上での第一条件でした。当医局はママさん医師も多く働いており、とても理解のある職場です。また、医局の先生方は皆さん指導熱心であり、産婦人科医としてとても成長できる環境です。また、毎年コンスタントに複数人の入局者がいます。私の同期は個性豊かで皆診療に真剣に取り組む素敵な人たちです。そんな同期達と切磋琢磨できるのも当医局の良さだと思います。 産婦人科に少しでも興味のある方はぜひ一度見学に来てください。文章だけでは伝えきれない産婦人科の魅力、医局の魅力を感じていただけると思います。

2023年度入局 白須 佑美

2023年度に入局させていただきました鈴木隆夫(あつお)と申します。石川県金沢市出身で大学も県内の金沢医科大学を卒業しました。 縁あって石川から遠く離れた栃木県の自治医科大学で初期研修をさせていただき、そのまま産婦人科に入局させていただきました。 元々県外に出て研修をしたい思いがあり、自治医科大学では産科・婦人科・生殖と幅広い分野を経験できる点に魅力を持ちました。 実際に病院見学をさせていただいた際も、自大学の実習で見られなかった採卵等の不妊センターでの手技見学や、双胎妊娠の経腟分娩にタイミングよく立ち会うことができました。限られた時間の中でとても充実した時間を過ごせたことが今でもとても印象に残っています。 入局させていただいたあとはうまくいったこと、いかないことどちらもあり、目標を達成した時のうれしさもある一方、課題にむけて再度身をひきしめることも多くあります。日々チームの先生をはじめ多くの方々に支えてもらえており感謝の念が絶えません。 将来産婦人科に興味がある方は是非一度見学にいらしてください。実際の働き方や環境を直接感じていただき魅力を感じることができると思います!

2023年度 入局 鈴木 隆夫

私は東京出身で、神奈川県の大学を卒業し、自治医大で初期研修をした後に自治医大産婦人科に入局しました。6人の同期に恵まれ、忙しいながらも楽しく働かせていただいています。 自治医大の魅力は、医局の良い雰囲気と、プライベートの時間を十分に確保できるということです。いつでも相談に乗ってくれる指導医の先生や、面倒見の良い先輩達がたくさんいらっしゃるので、困った時にはすぐ相談することができます。また、自治医大産婦人科は完全当直制なのでプライベート時間も充実しています。土日祝日や夜間に、担当医だからといって病棟から呼ばれることはありません。平日はしっかり働いて、週末にリフレッシュすることができるので、仕事も私生活も両立することができます。 産婦人科に興味がある学生さん、研修医の先生方、ぜひ見学に来て自治医大産婦人科の雰囲気の良さを知っていただければと思います。医局員一同、お待ちしています。

2023年度入局 中村 美久

私は栃木県宇都宮市出身で、新潟で大学生活を過ごしました。地元で研修病院を探す際、学閥のない自由な雰囲気に惹かれて自治医大を選びました。進路を選びかねていた研修2年目の5月に産婦人科で1か月間勉強させていただき、医局の雰囲気の良さと仕事内容の楽しさに惹かれて入局を決めました。現在は2年目専攻医として業務内容的にも学問的にも慣れてきているはずなのですが、日々症例にあたる中で新たに疑問点や迷う点が出てきています。そんな時、上級医の先生方が気軽に相談に乗ってくれたり、考え方の筋道を立てて解説してくれるのは、若手教育に熱心な自治医大ならではだと思います。 自治医大産婦人科は毎年入局者が多く、近い学年の先輩に気軽に相談できたり、医局の雰囲気が明るいことは、進路を選ぶ上でとても魅力的だと思います。また、当直の時は専門医以上の学年の先生と指導医クラスの先生が院内に待機してくれており、判断に困ったときや患者さんが立て込んで手一杯になりそうなときに助けてもらえるのも、個人的には本当にありがたいことと感じています。 もしも進路に迷っている学生さん・研修医さんがいましたら、ぜひ一度見学に来ていただき、明るくアットホームな雰囲気を感じていただけたらと思います。

2023年度入局 廣野 さつき

 私の出身は千葉県で、東京医科大学を卒業後、自治医大で初期研修を行い産婦人科に入局しました。  私が自治医大を研修先に選んだ大きな理由に、学閥がないことがあります。自治医大勤務の先生達は、全国各地の大学を卒業後に、出身地の栃木県に戻ってきたというパターンが主流ではありながら、自分のように栃木県に縁もゆかりもない人も一定数いて、様々な背景の人達が集っている環境に、居心地の良さを感じます。  産婦人科に興味を持ったのは、産科の学生実習で緊急帝王切開術を見学したことがきっかけでした。分刻みで変化する毋児の状態を評価し、手術を決定する医師の決断力や、手術手技の豪快さ、そして何より生命の誕生の瞬間に初めて立ち会ったことは、自分にとって大きな衝撃でした。  入局後は毎日忙しくも、周りの先生方に支えていただき、楽しく働いています。生命の力強さ、儚さを日々これほどダイレクトに感じられる診療科もないと思います。  この先、たくさんの先生方と一緒に働けたら嬉しいです。学生さんも初期研修医の先生も、まずはぜひ見学にいらしてみてください。

2023年度入局 山本 朱子

私は栃木県出身で新潟大学を卒業後、地元の自治医科大学附属病院で初期研修を行いました。学生の頃から産婦人科に興味があり、実際に初期研修で医局の雰囲気の良さや生命の誕生に携われることに魅力を感じて、産婦人科への入局を決めました。  入局後、最初の半年間は産科配属となり、経腟分娩の立ち合い、帝王切開の執刀、入院患者の周産期管理などを任せてもらっています。教育熱心な上級医の元で指導を受けながら主体的に診療にあたることができ、日々自身の成長を実感しています。また、とにかく明るい雰囲気の医局で、悩み事なども公私問わず相談することができ、人間関係のストレスも一切なく、恵まれた環境に身を置けているとしみじみ感じます。  産婦人科に興味を持っている学生の皆さん、入局先を迷っている初期研修医の先生方、是非一度見学に来て現場の雰囲気を肌で感じて欲しいと思います。そして、将来一緒に働けることを心待ちにしています。

2022年度入局 新井 雄太

自治医大で生まれ、下野市で育ち、自治医大に入学。そのまま自治医大で初期研修を行い、産婦人科に入局しました。かれこれ28年近く下野の地で育っています。  産婦人科には学生時代の講義の時から興味を持っており、実習でお産に立ち会って感動で流涙したのが、今の道を志した大きなきっかけだと思います。研修医時代に2ヶ月産婦人科をローテーションして様々なご指導をいただき、医局の雰囲気と自分の将来の医師像を考えた上で、入局に至りました。  入局1年目は自治医大卒業生のため関連病院で研修を開始し、医局の先生方にご指導いただきながら日々精進しています。入局同期のメンバーとは離れてしまいましたが、派遣でいらっしゃる先生から同期の話を聞いて、負けてはいられまいと頑張っています。  “産婦人科”と1つの診療科でまとめられますが、その中でも様々な分野に細分化され、どの領域にもそれぞれに魅力があります。そんな魅力あふれる産婦人科で一緒に働ける機会があれば嬉しいです!産婦人科に興味がある方、ちょっとでも気になる方は、ぜひ一度見学に足を運んでみてください!

2022年度入局 諏訪 悠斗

栃木県小山市出身で秋田大学を卒業し、地元の医療に貢献したいと思い、卒業後は栃木に戻り、初期研修を足利赤十字病院で、後期研修は自治医大に入局しました。生命の誕生から癌まで幅広く扱うことの出来る産婦人科は、一生の仕事としてとても魅力的だと思い、学生の頃から産婦人科になろうと決めていました。
上の先生方はどんなことにも気軽に相談に乗って下さり、豊富な症例数のもとで日々勉強になることばかりで、充実した毎日を送っております。自治医大に入局して良かったです。
ぜひ見学にいらして下さい。

2021年度入局 西村 望見

私は茨城県古河市出身で、東京女子医科大学を卒業後、自治医科大学附属病院での初期研修を経て産婦人科に入局しました。子供の頃に産婦人科医である父が弟を取り上げる瞬間に立ち会ったことをきっかけに、生命の誕生に立ち会える職業に憧れ、産婦人科を志すようになりました。
病院見学で帝王切開術の4人目として手術に参加させていただいた際、先生方が優しく丁寧に教えてくださったことや医局のアットホームな雰囲気に魅力を感じ、ここで働きたい!と入局を意識したうえで初期研修先として自治医科大学附属病院を選びました。
入局後は子宮全摘や円錐切除などの執刀や、病棟管理、周産期当直など少しずつできることが増えてくるようになり、忙しいながらも充実した毎日を送っています。日々学びの連続で、改めて産婦人科のおもしろさや奥深さ、難しさも実感しています。
入局して改めて感じたことは、雰囲気が良いことはもちろん、時間をみつけて執刀の練習に付き合ってくださったり、定期的に勉強会や腹腔鏡の練習会などを開催してくださるなどとても指導熱心な先生方が多いことです。日々ステップアップし、恵まれた環境で研修できる喜びを感じています。
生まれる前から、次の世代まで診ることができ、自分自身も人として成長できる素敵な科だと思います。少しでも興味がある方は是非いつでもお声がけください!!
皆様と一緒に働ける日を楽しみにしています!!

2021年度入局 船橋 香

私は出身大学の附属病院で初期研修をし、自治医大の産婦人科に入局しました。
入局先を探す際に、まずは地元の栃木県の病院を見てみようと軽い気持ちでホームページを見たことが入局のきっかけです。様々な症例が経験できる、若手の先生が生き生きと働いている、子育て支援が充実している、そんなイメージを持ち、病院見学に足を運んだことを思い出します。実際、入局後は、たくさんの症例を経験し、日々学びを得られ、充実した毎日を送っています。また、医局員の皆さんの人柄がとてもよく、新しい環境の中でも人間関係に苦労することなく働けています。
産婦人科には興味があるけれど『忙しそう』『プライベートがなくなりそう』などの理由から、科を選ぶ際の選択肢から外れてしまう方もいるかもしれません。しかし、当医局は完全当直制で、休日や夜間に病院に呼び出されることはありません。週休2日制で当直明けも帰宅でき、プライベートの時間は確保できます。実際、私は、自分と夫の職場の中間地点に住んでいるため往復3時間かけて通勤していますが、このような働き方ができるのは、しっかり働き方改革がされているからこそだと思っています。
産婦人科に少しでも興味がある学生さん、研修医の先生、まずは見学に来てみてください!医局員みんなで待っています!

2021年度入局 古川 真弓

栃木市で産まれ育ち、新潟で学生時代を過ごし、栃木に帰ってきました。自治医大で初期研修を行い、迷うことなく産婦人科への入局を決めました。 手術が上手な医師に憧れて医学部に進みましたが、進路を決定したのは産婦人科での実習の時です。生まれて初めて立ち会ったお産は妊娠28週2日の緊急帝王切開術でした。出産はもっと感動するものだと思っていましたが、その手術スピードと豪快さと、赤ちゃんの小ささにただただ圧倒されるばかりでした。手術のあと、妊娠を継続したお母さんの頑張り、妊娠管理の難しさ、手術のかっこよさが強烈に印象に残り、妊婦さんの力になりたいと思い、産婦人科医になると決めました。 自治医大産婦人科は、学年によらず公私ともに相談しやすい先生ばかりで本当に恵まれた環境だと感じています。また、大変な毎日の中で、妊婦さんの頑張りをみたり、お産に立ち会ったりすると元気をもらえます。産婦人科医になってよかったです。産婦人科は周産期・腫瘍・生殖・女性医学と学問の幅が広いです。どれか1つでも興味がある学生や研修医の皆様、将来一緒に働けたらと思います。

2021年度入局 島田 哲郎

栃木県宇都宮市で高校生まで過ごし、山形で大学生活を6年間しました。弟が先天性心疾患を患っており当院の小児循環器科で治療をしていました。自らの手で直接病を治せることに感動し、医師になると決心しました。  産婦人科の道を志すきっかけは、大学4年生の臨床実習での出来事でした。緊急帝王切開術で赤ちゃんが娩出され、声高らかに産声を上げた瞬間、私の頬には自然と涙がこぼれ落ちていました。赤ちゃんとお母さんが初対面を果たした時、幸せな雰囲気で術場は満たされました。その時、感動の瞬間に立ち会いたいと思い、産婦人科を志しました。  その後、縁があって初期研修は当院で行い、期間中に産婦人科もローテートしました。産科、婦人科での経験を積むうちに、それまで産科、婦人科という「点」での診療が、女性の誕生から旅立つまでの一連の「線」での診療と捉えるようになり、更に興味を持つようになりました。また、当科の特徴としては若手が多く、活気に満ち溢れている事だと思います。また、教育熱心な上級医ばかりで日々成長を実感しながら診療にあたっています。  皆さんと同様に、私も初期研修医時代に諸先輩方の文章を見て入局後の自分を想像していました。「産婦人科医になってよかった」「自治医大の産婦人科を選んでよかった」と当時の入局者の方々の声が綴られておりました。入局して数ヶ月がたった今、私も諸先輩方と同じ意見、感動を味わいながら日々充実した毎日を送っています。  今この文章を読んでいる「あなた」と一緒に働ける事を心待ちにしています。

2020年度入局 田口 将啓