自治医科大学整形外科学講座の研究グループは、前十字靱帯(ACL)再建術を受けた患者を対象に、通常の関節鏡視では明らかな内側半月板ランプ病変を認めない症例について検討しました。その結果、約4割でプロービングによってのみ半月脛骨側の機能的不安定性が確認され、術前の膝前方不安定性および内側半月板ランプ領域の血流低下が関連していました。本研究は、関節鏡による観察だけでは捉えられない半月板不安定性の存在を示し、系統的なプロービング評価の重要性を明らかにしました。
論文タイトル
Arthroscopically Occult Meniscotibial Instability Persists Despite Systematic Transcondylar Assessment: Incidence and Associated Factors During ACL Reconstruction
著者
Tsuneari Takahashi, Takumi Matsumoto
掲載誌
SICOT-J