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感染制御部は、医療安全の観点から医療行為に関連した感染症の予防と制圧、医療従事者の職業感染対策を担当します。

概要

感染制御部は、平成16(2004)年に設立されて、現在では専従で感染管理を担当する認定看護師をはじめ、専任の感染制御医師(ICD)とともに、臨床検査部・細菌検査室、薬剤部とも連携して、全病院的規模での医療関連感染予防制圧を目的に活動しています。また、医療従事者の健康管理にも役割を負っています。

全病院的な感染対策

感染対策はすべての医療従事者がすべての現場で心がけなければなりません。感染制御部では、すべての医療従事者を対象に、擦式速乾性手指消毒薬の頻用による手指衛生の徹底や手袋をはじめとする個人防護具の適切な使用について情報を提供しています。

微生物検査モニタリング

感染制御部では、臨床検査部・細菌検査室から提供されるすべての微生物検査について、すべての営業日で結果を確認して、アウトブレイクの早期検出と制圧を図り、また、散発的な感染症や耐性菌の発生状況についても把握しています

医療感染サーベイランス

集中治療部門などをはじめ、侵襲的な医療処置を適切に管理するために感染症の発生状況を継続的に確認して、より安全なケアの提供に心がけています。

職業感染対策

医療従事者の健康管理は患者安全の第一歩です。感染制御部は、自治医科大学・保健センターと協力して、すべての医療従事者の麻疹・水痘・ムンプス・風疹の抗体検査を実施、必要に応じてワクチン接種を進めています。また、インフルエンザワクチンは毎年秋にほとんどの職員が接種しています。