2026年度 第10回 整形外科フレッシュマン勉強会を開催しました

当教室では、初期臨床研修医・整形外科専攻医・医学生を対象に、整形外科に必要な知識や技術を幅広く学べる「フレッシュマン勉強会」を定期的に開催しています。

第10回となる今回は、高橋恒存先生を講師にお迎えし、「整形外科研究の基本」をテーマに講義をしていただきました。

高橋先生はこれまで多くの論文作成に携わり、また後進の研究指導にも力を注いでこられた先生です。今回の講義では先生ご自身がこれまでどのように研究と向き合いどのような経験を重ねてこられたのかというお話から始まり、整形外科医にとって研究とは何かそして研究を行ううえで本当に大切なことは何かについて熱意を込めてお話しいただきました。

講義では臨床の中で生まれる疑問をどのように研究テーマへ発展させるか、日々の診療から得られる気づきをどのように形にしていくか、さらに論文作成や学会発表に向けてどのような姿勢で取り組むべきかなど研究を始めるうえで重要な基本を幅広く学びました。

また、整形外科領域に限らず研究に共通して求められる考え方についてもお話しいただきました。疑問を持つこと、継続可能な形で取り組むこと、周囲の助けを得ながら考えを深めること、そして得られた結果を社会や患者さんに還元することの大切さを、参加者一人ひとりが改めて考える貴重な機会となりました。

今回は初期研修医の先生、当科の後期研修医だけでなく指導医の先生方、さらには他科の先生方にもご参加いただきました。診療科や立場を越えて研究について学び、非常に活気のある勉強会となりました。

整形外科は手術手技や診療技術を磨くことはもちろん重要ですが、日々の臨床から生まれる疑問を研究につなげより良い医療へ発展させていくことも大切です。
当教室では若手医師が研究に取り組みやすい環境づくりを重視しており、テーマ設定からデータ解析、学会発表、論文作成に至るまで、上級医が丁寧にサポートする体制があります。

今回の講義を通じて、参加者にとって研究をより身近に感じるとともに「自分も研究に取り組んでみたい」と思える大きな刺激になったのではないかと思います。

当教室では、臨床・手術・研究・教育のいずれにも積極的に取り組み、学生・研修医・専攻医の皆さんが安心して成長できる環境づくりに力を入れています。整形外科に興味のある方、臨床だけでなく研究にも挑戦してみたい方は、ぜひお気軽に当教室までご連絡ください。

ご講演いただいた高橋先生、ご参加いただいた先生方、ならびにご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。

今後も当教室では、教育を重視した実践的な勉強会を継続して開催してまいります。