2026年7月26日、第108回全国高等学校野球選手権栃木大会の決勝戦がエイジェックスタジアムで行われ、國學院栃木高校と佐野日本大学高校が甲子園出場を懸けて対戦しました。
今大会から、NPO法人野球医療サポート栃木(MSBP栃木)が、正式に大会のメディカルサポートに加わりました。大会パンフレットにも大会委員としてMSBP栃木の名称が掲載され、決勝戦の医務員として参加しました。
MSBP栃木は、成長期の野球選手を障害から守り、安心して野球を続けられる環境を整えることを目的として活動しているNPO法人です。外傷チームに所属している中島が代表を務め、事務局は自治医科大学内に置かれています。
一方で、その活動は一つの大学や医療機関の中だけで行われているものではありません。自治医科大学と獨協医科大学をはじめ、県内各地の医療機関に所属する医師、理学療法士、作業療法士などが、それぞれの所属や職種の枠を超えて参加しています。「オール栃木」の体制で、野球肘・肩検診による障害の早期発見や、選手、保護者、指導者に対する啓発活動を継続してきました。
今回、こうした従来の活動に加え、大会期間中の選手や関係者の安全を支えるメディカルサポートに正式に参画できたことは、MSBP栃木にとって一つの大きな節目となりました。
今後も大学、医療機関、職種の垣根を越えた連携を大切にし、栃木県で野球に取り組む子どもたちを医療の立場から支えていきたいと思います。
文責:中島 寛大
自治医科大学整形外科 外傷チーム
NPO法人野球医療サポート栃木代表

