CLOSE-UP授業 看護学部での学びがよくわかる授業紹介

CLOSE-UP授業

看護学部での学びがよくわかる授業紹介

島田 望羽さん 2019年入学 茨城県出身

健康生活支援技術Ⅱ
模擬事例の家庭訪問計画を立案し、ロールプレイを行い、他者評価もふまえて自己評価するなどアウトリーチ型の看護実践および生活集団を対象とした看護実践の技術を習得します。
  • 羽石優香さん

    Q1.どのような授業内容ですか?

    住民を対象とした健康教育の展開方法を学びます。実習する市町村の住民の健康課題を把握し、対象集団に必要な健康教育の企画や教材の作成をグループで行います。作成した企画書や指導案をもとに、実際に実習市町村で健康教育を実施します。

  • 羽石優香さん

    Q2.履修して得られた気づきがあれば教えてください。

    健康教育を実施するにあたり、まずはその地域の特性や対象者が抱える健康課題を把握し、具体的な目標を設定して、課題解決に向けた対象者の自発的な行動を促すような企画の作成をしていくことが重要であることを学びました。また、健康教育で使用する教材を作成していく中で、信頼性の高い情報源から必要な情報を選択し、図やイラストを用いて一目で関心を持ってもらえるような内容や表現の工夫をすることが大切であることを学びました。

  • 羽石優香さん

    Q3.履修する際に必要な実習道具と使い方を教えてください。

    4か月健診に参加する親子を対象に、親子の愛着形成を促すための遊びに関するポスターとリーフレットの作成を行いました。ポスターは健診会場に掲示し、リーフレットは手渡しで配布しました。健診会場では、待ち時間にポスターやリーフレットを見ながら実際に赤ちゃんと遊んでいる親子の様子も見られました。 実際に作成したリーフレット

  • 羽石優香さん

    Q4.看護の道へ進もうと思われたきっかけは何ですか?

    平成27年9月関東・東北豪雨による鬼怒川の堤防決壊により体育館に避難した住民の健康維持とメンタルケアに努めていたのが保健師でした。住民に寄り添い、健康管理を行う保健師の姿を目の当たりにし、災害時のみでなく日々の健康管理やメンタルケアの大切さを感じ、予防の面から地域に貢献したいと思うようになりました。

  • 羽石優香さん

    Q5.受験を考えている高校生にメッセージをお願いします。

    自治医科大学では、基礎的な看護の知識や技術はもちろんですが、日々の講義や保健医療福祉機関での実習などを通して、地域看護についても詳しく学ぶことができます。看護師のみでなく保健師を目指している方にもぜひおすすめします。