人の身体の仕組みを学ぶ解剖学と身体の働きを学ぶ生理学。先生が模型や語呂を用いて、楽しく丁寧に説明してくれます。1年生の前期と後期で履修する科目で、毎回小テストを行うため、アウトプットにつながり、講義内容の理解を深めることができます。
この講義で得た知識は看護の基礎となるため、疾病への理解、他の科目や演習、実習等全てにおいて活かされます。
また、国家試験に対応した講義内容となっているため、この科目を勉強すること自体が国家試験対策につながります。
先生の講義資料をベースに教科書や参考書等を活用して学習を深めます。私は覚えたい箇所に青ペンを引き、赤シートで隠し、講義資料自体を記憶に残すようにしていました。
友人はトレーシングペーパーを用いて、解剖図を書いてまとめていました。
東日本大震災の時に、何もできない自分に悔しさを覚えました。この経験から、突然の出来事で非日常に直面した方々の痛みや苦しさなどの身体的な苦痛に加えて、不安や恐怖などの精神的な苦痛が少しでも和らぐような支援がしたいと思い、看護の道を選びました。
自治医科大学は、高度医療を担う病院だけでなく、患者さんの生活の場である地域の視点からも看護職の役割を学ぶことができ、看護の土台を築いていくことができます。また、頼りになる先生や同じ目標を持つ友人の存在はとても心強いです。自治医科大学は、みなさんの可能性をさらに広げていくことができる環境だと思います。