診療科のご案内

周産期母子医療センター 新生児部門

診療科あらまし

 • 2008年 自治医科大学附属さいたま医療センターに小児科を開設
 • 2010年 埼玉県地域周産期母子医療センターに認定
 • 2013年 NICUを3床から6床に増床
 • 2014年 小児外科診療開始
 • 2015年が新設され、母体・胎児部門および新生児部門が誕生 新生児部門に小児外科も配属
 • 2018年 NICUを6床から9床に増床、GCU 12床とあわせて21床体制に。小児外科教育認定施設Aに認定
 ※NICU(Neonatal Intensive Care Unit:新生児集中治療室)
 ※GCU(Growing Care Unit:回復治療室)

新生児部門では、新生児科医および小児外科医が中心となり、NICUおよびGCUでの診療を担っています。母体・胎児部門とは週1回の周産期カンファレンスを通じて連携し、切迫早産をはじめとする母体の合併症や胎児超音波所見を共有することで、出生後のスムーズな治療へとつなげています。

また、埼玉県内、特に県央利根地域の産科クリニックからの新生児搬送も積極的に受け入れており、加えて、埼玉県立小児医療センター(総合周産期母子医療センター)からの状態が安定した早産児の転院も受け入れています。

在胎28週以上、出生体重1,000g以上の早産児に対し、肺に優しい呼吸管理とカンガルーケアなどを行っています。鎖肛や食道閉鎖、腸閉鎖などの新生児期に手術が必要な疾患にも対応しています。胎児診断例の母体搬送にも対しても、各部門連携して、対応しています。

「ファミリーセンタードケア(Family Centered Care)」に積極的に取り組んでいます。NICUでの入院を子育ての出発点ととらえ、ご家族と赤ちゃんたちの時間を大切にしています。新生児幸福度指標を新たに作成して、赤ちゃんたちのストレスを軽減し、おだやかな心を育む、優しく幸福なNICUを実現していきます。

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