診療科のご案内

整形外科

治療風景
整形外科は、手足や脊椎の運動障害や痛みを扱う科です。美容整形や接骨師(正式には柔道整復師)と間違えられやすいのですが、一部共通する部分はあるものの明らかに異なる診療を行っています。手足の痛みや運動制限に対する治療や予防、脊椎由来の手足の運動障害やしびれ・痛みによる活動制限の治療が主な治療対象です。内科や外科に比べて、ほとんどの患者のみなさまが自覚症状のあることも特徴の一つです。
現在、「運動器の10年」という運動が行われています。自分を表現したり、人とのコミュニケーションを行うのに手足の動きは重要な働きをします。生き甲斐や人生の質(Quality of Life)を考えると、生命の尊厳と同様に運動機能は重要な意味を持ちます。膝が痛くて旅行に行けない・スポーツができない、手が麻痺して箸で食事がとれない・字が上手に書けない、足が麻痺して思うように歩けない、坐骨神経のために仕事に出かけられないなどの障害は患者のみなさま方には重大な問題であり、これらを改善できないことは社会的にも大きな損失です。このような方々の診療を行うのが整形外科です。また「運動器の10年」は、これらの障害にもっと注目して頂きたい、もっと治療成績を上げるよう努力していきたいという国際的運動です。また、扱える病院は非常に限られますが、整形外科の治療分野には悪性腫瘍が存在します。原発性骨軟部悪性腫瘍(肉腫)という希少がんです。骨軟部悪性腫瘍はかつては不治の病とされてきましたが近年治療成績が向上しております。当センターは肉腫を扱う病院であり、生命と機能を重視して治療しております。
現在の医学レベルでは、患者のみなさま方の期待通りでの成績が必ずしも達成されているわけではありません。当科では、これらの障害に対し正確な情報提供と最善の治療ができるよう努力しています。現在の常勤スタッフは5名です。整形外科の中では大きな病院とは言えませんが、自治医大本院や近隣の病院との連携により、患者のみなさま方のお役に立てるよう努めております。

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