診療科のご案内

循環器内科

藤田 英雄
教授
藤田 英雄
 

循環器内科のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。平成元年に開設されて30年来さいたま医療センターで中心的な役割を果たしてきたのが循環器領域の診療です。私たち循環器内科は高度なチーム医療を心がけ、また24時間365日体制で循環器救急診療にもあた ってまいりました。その実績は図に示す通りです。
狭心症・心筋梗塞など虚血性心疾患に対し当科では年間800例を越えるカテーテル治療(PCI)を行っており全国でも有数の治療成績を誇っています。なかでも心筋梗塞は発症した場合一刻も早くカテーテルで塞がれた血管を再灌流させる(PCI)ことが重要で、当科では地域の医療機関との連携も一層強めつつ、救急部門と連携し病院前から施設内の治療体制も整えています。心筋梗塞からの回復や長期経過も良くなるように、至適薬物療法や運動療法(心臓リハビリテーション)も駆使し治療効果の更なる改善に努めております。心不全・肺高血圧領域では種々の新薬による薬物療法に加えて、睡眠時無呼吸症候群をターゲットとした治療、重症心不全に対する植込み型補助人工心臓(VAD)、血栓が詰まっておきる肺高血圧症(慢性血栓塞栓型肺高血圧症)に対してカテーテルを用いるバルーン肺動脈拡張術(BPA)という治療法も実施し、長期経過を改善させる大きな可能性をもたらしています。
高齢化社会を迎え動脈硬化の一型として大動脈弁狭窄症という病気が増加していますが手術のリスクが高い方にはカテーテルを用いて弁を植込む画期的な治療法 TAVIが開発され、当センターでも心臓血管外科・麻酔科と多職種からなるハートチームにより2014年から実施し着実な実績を積み重ねております。また、不整脈領域でも近年はその発生源を高周波や冷凍で焼き切ることにより根治を図るカテーテルアブレーションという治療法が成熟期を迎え、さらに改良が加えられています。特に近年増加する心房細動は脳梗塞や心不全の促進要因となるため、積極的な治療が好ましいとされるようになり当科でも万全の対応をおこなっております。
以上のような高度な治療法とならんで、再発予防するための薬物療法やよい生活習慣も非常に重要です。そのため、かかりつけの先生や地域の医療機関との連携を一層強め、その上で高度な医療をご提供するという役割を果たしたいと考えております。患者のみなさまにとって常に最新かつ最善の医療を行う事を目標とし、心のこもった診療を心がけ医療医学への貢献にも更に邁進して参りますのでよろしくお願いいたします。

さて循環器診療は年々進歩しています。急性心筋梗塞の治療がその代表で、発症早期にステント治療により再灌流を行うことが当然となり、その結果急性心筋梗塞の死亡率も下がってきました。また薬剤溶出ステントの登場によりカテーテル治療の弱点であった再狭窄も克服されました。その他にもカテーテルアブレーションによる不整脈治療、致死性不整脈に対する植え込み型除細動器(ICD)、心不全に対する心臓再同期療法 (CRT)、肺高血圧治療や埋込み型補助人工心臓など、私たちが取り組んでいる最新の治療法については枚挙に暇がありません。また私達は心筋梗塞再発予防や心不全の改善に役立つ心臓リハビリテーションにも力を入れ、個々の患者さんに最適の運動処方を作成し実践しています。私たちのセンターには全国有数の手術件数を誇り、信頼できる心臓血管外科があることも大きな強みです。循環器内科、心臓血管外科の連携により個々の患者さんにとって最良の治療を選択できるのみならず、最近では内科医と外科医が協力しておこなう“ハイブリッド治療”にも力をいれています。 その一つが開胸手術によらずカテーテルで大動脈に人工弁を植え込むTAVIという治療です。このように循環器内科は患者のみなさまにとって最新かつ最善の医療を行うことを目標とし、心のこもった診療を心がけ、さらに努力を重ねて参りますので、よろしくお願い申し上げます。
狭心症・心筋梗塞など虚血性心疾患に対し当科では年間800例を越えるカテーテル治療(PCI)を行っています。なかでも心筋梗塞は冠動脈が突然血栓で詰まり心筋がダメージを負う恐い病気で、発症した場合一刻も早くカテーテルで塞がれた血管を再灌流させる(PCI)ことが重要です。当科では地域の医療機関との連携も一層強めつつ、救急部門を含め施設内の治療体制も万全にすることにより、数十分での再灌流を可能として心筋梗塞からの回復やその後の経過が良くなるように、薬物療法との組み合わせで治療効果の更なる改善に努めております。心不全・肺高血圧領域では種々の新薬による薬物療法に加えて、睡眠時無呼吸症候群もターゲットとした治療、重症心不全に対する植込み型補助人工心臓(VAD)、血栓が詰まっておきる肺高血圧症(慢性血栓塞栓型肺高血圧症)に対してカテーテルを用いるバルーン肺動脈拡張術(BPA)という治療法も実施し、長期経過を改善させる大きな可能性をもたらしています。
高齢化社会を迎え動脈硬化の一型として大動脈弁狭窄症という病気が増えつつあります。心臓から血液を送り出す出口にあたる大動脈弁が硬く狭くなり、基本的には外科手術により人工弁に取り替える手術が必要です。手術のリスクが高い方にはカテーテルを用いて弁を植込む画期的な治療法 TAVIが開発され、当センターでも心臓血管外科・麻酔科と多職種からなるハートチームにより2014年から実施し着実な実績を積み重ねております。また、かつては薬物療法しかなかった不整脈領域でも近年はその震源を高周波などで焼き切ることにより根治を図るカテーテルアブレーションという治療法が成熟期を迎え、さらに改良が加えられています。その中で心房細動に対してはクライオバルーンという冷凍で焼き切る、より効果と安全性の高い方法も開発され今後さらに裾野の広がる治療法として期待されています。種々の心臓病に対して運動療法(心臓リハビリテーション)の医学的効果が科学的に証明されています。場合によって薬物を上回る効果を示すこともあり、当科では古くから積極的に治療として実施していますが、最近より効果の高い方法もご病状に応じて採り入れております。
以上のような高度な治療法とならんで、再発予防するための薬物療法やよい生活習慣も非常に重要です。そのために、かかりつけの先生や地域の医療機関との連携を強め、その上で高度な医療をご提供するという役割に更に邁進して参りますのでよろしくお願いいたします。

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