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透析センター

透析センターは、急性腎不全や慢性腎不全の腎代替療法としての血液透析と腹膜透析、膠原病・神経疾患関連疾患、潰瘍性大腸炎、劇症肝炎等に対する特殊血液浄化療法を行っています。

概要

「入院透析センター」のベッド数は18床で、月、水、金は午前と午後の2クール、火、木、土は午前のみの1クールの入院患者さんの血液透析を行っています。また、外来腹膜透析患者さんの診療や、特殊血液浄化療法も行っています。その他ICUやCCUでのベッドサイド透析も行なっています。

対象疾患

慢性腎臓病(CKD)、急性腎障害(AKI)、薬物中毒、エンドトキシン血症、術後肝不全、劇症肝炎、潰瘍性大腸炎、全身性エリテマトーデス、悪性関節リウマチ、血栓性血小板減少紫斑病、溶血性尿毒症症候群、多発性骨髄腫、マクログロブリン血症、重症筋無力症、ギランバレー症候群、天疱瘡、類天疱瘡、家族性高コレステロール血症、巣状糸球体硬化症、閉塞性動脈硬化症、クリオグロブリン血症、同種腎移植など。

診療体制

医師、看護師および臨床工学技士が各々の専門性を生かしつつ、良好なチームワークで医療安全にも十分配慮した診療にあたっています。

診療(治療)方針

透析導入や長期透析合併症、特殊血液浄化療法適応疾患に対して、腎臓内科・腎臓外科を中心に関連診療科や近隣の透析関連施設と緊密に連携しています。

得意分野

  • AKIに対する血液浄化療法
  • 末期腎障害(ESRD)に対する透析(血液透析、腹膜透析)療法の導入及び維持
  • 血液透析・腹膜透析の併用治療
  • 膠原病関連疾患・神経疾患・腫瘍性大腸炎等に対する特殊血液浄化療法

先進医療・特殊医療

オンライン血液透析濾過、全血漿交換療法、二重膜濾過血漿交換療法、直接血液吸着法、血漿吸着法、潰瘍性大腸炎に対する白血球除去療法や顆粒球除去療法など。

主な検査

血液透析では、一般的な血液検査以外に、胸部レントゲン検査、超音波による下大静脈径の測定、クリットラインや血中ヒト心房利尿ペプチドなどを適宜併用し、適正な体液管理を行っています。腹膜透析においては、上記血液検査やレントゲン検査に加え、腹膜平衡試験や腹膜中皮細胞診などで定期的に腹膜機能をチェックしながら診療を行っています。