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健診センター

受診者の皆様の健康状態を総合的かつ迅速に調べ、その結果を健康増進や病気の早期発見に役立てていただけるよう、的確な判定と指導を心掛けています

健診センターでの研究に関する情報

 

概要

当センターは1日人間ドック(総合健診)の専門施設として、附属病院とは独立した建物(自治医科大学一号館)にあり、ゆとりあるス ペースと落ち着いた雰囲気の中で健診を受けていただくことができます。健診内容は、日本人間ドック学会、日本総合健診医学会の推奨内容に即しており、日本総合健診医学会の「優良総合健診施設」および「人間ドック健診専門研修施設」にそれぞれ設定されています。

健診の基本コースには、労働安全衛生法による定期健診の必要項目およびがん検診に関する項目を含んでいます。さらに、平成20年度から開始された特定健康診査(特定健診=メタボ健診)の項目も全て含んでおり、その結果に応じて行われる特定保健指導にも完全に対応し、健診当日の初回指導も可能な体制となっています。

組織体制

当センターは、健診部門と、保健指導部門および事務部門の3つの部門から成っています。
健診部門は1階にあり、専門の医師、看護師、臨床検査技師、診療放射線技師により構成されています。
保健指導部門は、平成20年度、特定保健指導の開始にあわせて当センターの2階に新設されました。専任の保健師、管理栄養士からなる専門スタッフが担当しており、健診部門の医師、看護師もサポート体制をとっています。
事務部門は8名のスタッフが担当しています。総合健診業務の核となる健診コンピュータシステムは、平成30年3月31日に更新され、そのネットワーク機能により各部門間の密な連携と効率的な業務を可能にしています。

健診部門

各検査設備は、毎日30名余の健診受診者の皆様が落ち着いてスムーズに検査を受けられるよう、全て1階ワンフロアーにレイアウトされています。検査としては、身体計測、血圧計測、心電図、眼底写真、聴力検査、検体検査(血液・検尿・検便・喀痰細胞診*)、腹部超音波検査、胸部X線検査、上部消化管X線検査、経鼻内視鏡検査*、CT検査*(頭部、胸部、腹部)、骨密度検査*、乳房検診*(超音波*、マンモグラフィー*)、婦人科検診* (子宮細胞診*)、血管老化・動脈硬化診断(* 血圧脈波検査*)を行っています。特に2008年度導入のデジタルマンモグラフィーは、乳癌検診の診断精度向上に威 力を発揮しています。また、2009年度にはCTと骨密度装置、2011・2013年には超音波装置がそれぞれ新鋭機に更新、010年には経鼻内視鏡導入など、常に安全で精度の高い検査・診断を目指し、検査機器の整備を行っています。また、附属病院の設備を利用したPET-CT健診*も行っています(*印はオプション)。画像診断以外の検査結果は、学会標準の判定基準に準拠し、健診専門医の判定ロジックをプログラムした健診コンピュータシステムは迅速かつ間違いの無い自動判定を可能にしています。健診当日の面談では医師がその結果を丁寧に説明し、メタボ対策を中心に健康指導を行っています。画像診断については、各分野の専門医との多重読影を基本とし、他の検査結果や病歴を含めた過去の経過情報も考慮した質の高い 総合判定を行っています。受診者の皆様には全検査の最終総合判定が揃い次第、わかりやすくまとまった結果報告書をお送りしています。

  • 迅速スムーズな検査で全身をチェック
  • 熟練スタッフによる苦痛の少ない検査
  • 先端医療機器による正確な検査結果
  • 最新の健診コンピュータシステムによる迅速かつ的確な結果判定
  • 各分野の専門医との多重チェック体制
  • 健診当日の医師による面談と結果報告書のわかりやすい結果説明と健康指導

保健指導部門

特定健診・特定保健指導に対応すべく、明るく和やかな雰囲気の中、専門スタッフによるメタボ解消に向けた保健指導が行われています。健診部門の迅速な検査と健診コンピュータシステムによる正確な結果判定は、健診当日に特定保健指導対象者を自動抽出して初回指導まで行うことを可能にしています。指導内容は、健診で得られた情報に加え、食生活から運動にいたる生活習慣をより詳細に把握した上で、個別の状況に応じた具体的でわかりやすいものになるよう最善を尽くしています。また、活動量計を活用した運動強度の体験的学習にも取り組んでいます。さらに、特定保健指導利用資格に該当しない健診受診者の皆様のご要望に応じて、管理栄養士による食事生活相談も行っています。

  • 詳細な生活習慣把握による個別の現状に即したわかりやすい指導
  • 最新の保健指導コンピュータシステムによる実行しやすい生活習慣改善プランの提案
  • 体重、腹囲、活動量などのセルフモニタリング(自己測定)の支援による“結果の出る”保健指導

事務部門

健診予約管理、受付・会計業務に加え、健診関連のデータ管理によって健診センター全体の業務を支えています。健診部門・保健指導部門を併せて発生する、膨大な健診結果・保健指導・会計データは最新の健診コンピュータシステムによって管理され、過去20年以上にわたる健診データもこのシステム内に保管されており、必要に応じて参照・比較することができます。また、附属病院専門診療各科との連絡や健診結果処理の進捗管理など、重要な役割を果たしています。

  • 健診コンピュータシステムによる的確な予約管理と迅速な受付事務
  • 迅速な中にも丁寧で和やかな雰囲気を醸し出す接遇
  • 受診者への適切なナビゲーションと相談窓口
  • 正確な健診結果報告のための健診データ処理の進捗管理、データの点検・保管

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