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重症心不全治療部

重症心不全治療部は循環器センターの一部門として、従来の内科治療や外科治療では救命できない重篤な心不全患者の治療を行っています。

概要

生命の危機に瀕した重症心不全患者に対して補助人工心臓(ventricular assist device: VAD)を導入して治療を行っています。また、心臓移植対象患者の適応評価、移植待機中の管理を担当します。

診療体制

循環器科医師、心臓外科医師、精神科医師、看護師、臨床工学技士、薬剤師、栄養士、臨床心理士、ケースワーカーなど多くの職種が協力してVADチームとして診療にあたっています。

診療(治療)方針

当院は植込型補助人工心臓実施認定施設ですので、体内植込型補助人工心臓を用いた治療が可能です。従来は退院できなかった重症心不全患者さんも人工心臓を装着することで退院し、就業を含めた社会復帰ができるように治療、支援します。