リハビリテーションセンター
診療体制

当リハビリテーションセンターでは、理学療法、作業療法、言語聴覚療法のサービスを提供しております。疾患別リハビリテーション施設基準は、心大血管疾患、脳血管疾患等、運動器、呼吸器、がんのリハビリテーションの施設基準を取得しています。スタッフは診療専任医師6名、理学療法士28名、作業療法士10名、言語聴覚士6名(2023年4月1日現在)です。また、院内の各種委員会(NST、RST、褥瘡対策委員会など)にもメンバーとして参加しています。
理学療法
理学療法は他部門情報や検査・測定を基に、早期より運動療法を実施し、できるだけ早く日常生活動作(ADL)の改善、最終的にはQOL(生活の質)の向上をめざします。また、障害に応じて義肢装具や福祉用具を検討し、障害があっても住み慣れた街で、自分らしく暮らすことができるよう支援しております。
理学療法対象疾患
病気、けがはもとより、高齢や手術により体力が低下した方々などを対象としています。
- 中枢神経疾患(脳卒中、脊髄損傷、脳外傷、変性疾患、神経筋疾患、腫瘍、脳炎など)
- 整形外科疾患(骨折、外傷、脊髄症、靭帯損傷、変形性関節症、切断など)
- 呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患、肺炎、感染など)
- 心疾患(心筋梗塞、狭心症、心不全など)
- 内科的疾患、体力低下(がん、腎疾患、術後体力低下、アレルギー・リウマチ関連疾患精神疾患など)
作業療法
作業療法は、対象者が必要とする日常生活動作に主体的に参加できるように、障害状況に応じて、諸機能の回復、維持及び向上を促します。作業や日常生活・家事動作などを治療・指導に取り入れ、生活の質の向上をはかります。福祉用具や自助具、装具などの活用、環境調整も行い、他部門・他職種・地域と連携をはかり継続的に支援していきます。
作業療法の対象疾患
大学附属の急性期病院として、診療科を問わず幅広く依頼をいただき取り組んでいます。
- 脳血管障害(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血・脳腫瘍など)
- 神経筋疾患
- 整形外科疾患(頸髄症・頸髄損傷・外傷・肩関節疾患など)
- 悪性腫瘍・熱傷・膠原病・呼吸・循環器疾患など。
言語聴覚療法
言語聴覚療法では、障害された機能の回復、維持だけでなく、コミュニケーション能力やQOL(生活の質)の向上を重視しています。入院患者さんを対象に、各診療科・他職種との連携のもと、言語・コミュニケーション、高次脳機能、摂食嚥下などに問題を抱える方への支援およびリハビリテーションに取り組んでいます。
言語聴覚療法の対象疾患
- 脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷など
- 神経筋疾患
- 頭頚部腫瘍
- 心疾患・呼吸器疾患
- 自己免疫疾患
など
上記のような疾患により言語聴覚療法が必要な方々に幅広く対応しています。
スタッフ紹介
外来診療日
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 | 直井 為任 |
中嶋 剛 |
森田 光哉 |
井上 泰一 |
半田 美樹子 |
午後 | 心リハ診察 |
心リハ診察 |
近藤 総一 |
心リハ診察 |